DVDマガジン「お笑い通信」Vol.3(日経BP社、2005)

コレを最初にコンビニで見つけたときは、いよいよ来るところまで来たなと思った。838円。
コンテンツは、


スピードワゴンエレキコミックのフリートーク


・ネタ
三拍子、ななめ45°、磁石、爆裂Q南の風(風力3)なすなかにし


・読者リクエストのネタ(おそらく過去の再録)
チョップリンダーリンハニー東京03


・お買い物大喜利「笑店」
東京ダイナマイトタイムマシーン3号


これで838円なら充分なんじゃないかな。DVD付きの雑誌って、たとえばアイドルグラビアのやつとかってほとんど得したと思ったことないんだけど、これは値段相応だと思った。


ただこれを観て思ったのは、お笑い芸人がどういうふうに売れるかってテレビの流れに左右されるなあ、ということ。スピワエレキコミックトークは、まあものすごく面白いってわけじゃないしね。たとえばフリートークがものすごく重視される時代だったら、また歴史も変わってたと思う。


東京ダイナマイトタイムマシーン3号は、タイムマシーン3号が何となく後ろに下がってたな〜。あんまり横のつながりとかない人たちなのかな? 先輩に遠慮してるというか……。
ずーっと前にスピードワゴン司会の番組に出てたときも、何となく遠慮しているような感じでした。


ななめ45°の「駅会話」は保存しておきたいネタだった。
東京03は、「教師の家に進路の相談に来た生徒」というコント。前半の起爆力はすごくて面白いんだけど、後半は予想どおりのやりとりになっちゃうねいつも。
テレビの尺ならそれでぜんぜんいいんだろうけど、この調子で15分とかやられたらキツいかもなあ。
もちろん違う展開にさせる引き出しがあるかもしれないけど。