M−1ファイナリスト決定

http://asahi.co.jp/m1gp/finalist/index.html

東京ダイナマイト
アンタッチャブル
タカアンドトシ
・千鳥
トータルテンボス
南海キャンディーズ
POISON GIRL BAND
笑い飯


M−1グランプリって、関東ではテレビだけ見ているととつじょ年末にファイナリストが出そろっている、という印象で、それまでの過程がまったくわからないんですよ。
それまでの過程はネットで追うしかないですね。
関西では、毎週追う番組があるのかな……?


たぶん、決勝の前か前の前くらいがいちばん面白いんじゃないかと思うんですよね。
勝手に予想を立ててた「麒麟」も「ホームチーム」も「レギュラー」も「スピードワゴン」も入ってなかったし、ザ・プラン9も見てみたかったしとか、薄い知識でいろいろ思うところはある。
南海キャンディーズ」と「POISON GIRL BAND」は、「シブスタ」で見る機会があって、面白いと思っていたので納得。「シブスタなんて見てやんのー」とか思っていた諸君、私だって富田麻帆ばっかり目当てで見ていたわけではないんです。


今回、驚いたのはトータルテンボスの出場。いや、つまらないとは思わないんですが……。「関東枠」があったとして、「号泣」とか「18KIN」とかじゃダメなんですかねえ。


笑い飯」は、存在を知らない関東人に昨年衝撃をもたらしたんですが、どうもあれは優勝狙いのここぞとばかりに持ってきたネタだったみたいで、あそこまでテンポを速くしてメチャクチャやるのって、少なくともテレビではここ1年見ませんでした。
だから、そこから察するに多分M−1って、実力者のかけひきとかも見どころだと思うんですよね。まあでもそれはボーッとテレビを見ているぶんにはわからん、と。


ちなみに、ここのカテゴリを「お笑い」ではなく「テレビお笑い」としているのは、「テレビに出ないお笑いの世界」っていうのがあって、それはテレビとはつながりながらも、別の領域であると解釈しているからです。
そして、別にみんながテレビに出たいわけじゃないというか、テレビの養成所ってわけでは決してないんだと思う。あまりライブの現場に行かない私だけど。


この辺は私が30年近く誤解していたところで、「テレビに出ない領域」を知らないながらも念頭に置くようになったのは、宝泉薫の80年代漫才ブームについての文章と、舞台芸に愛情のある唐沢俊一議長の文章による影響が私には強いです。


……と書いて「世界一受けたい授業」を見逃したことに今頃気づく。うーむ。