昨日はキャメイの誕生日

亀井さんの誕生日だったそうです。
亀井さんは、入った当初はかわいいんだけどイメージが無色透明で、当時の印象だけで言うと「田中れいな=悪そう?」、「道重=美少女」というふうに一枚看板がバーンとあったんだけど、それがなかった。
矢口がハロモニ。で、入ったばかりの亀井に対し「過去の自分を変えたいと思って入ったんだよね。」というようなことを言っていたと記憶するが、努力家の矢口にすればそういう物語を亀井が引き継いでくれることを望んでいたのかもしれない、という物語を夢想したりもしたんだけど。


で、あの、伝説とさえ言える「マンゴープリン」コーナーにおいて、私としては初めて彼女のキャラが見え、その後、ずっと私の中ではそのイメージを保っている。


問題は、田中、道重以上にそのキャラが一般人、ハロプロに興味のない人に伝わりにくいということだ。
しかし、まあ全体の流れとしては仕方ない気もするのである。
ハロプロが「進化・変化を前提としたプロレス」的なものを志向して始まった以上、たとえば第一期から四期までがアントニオ猪木的な存在だったとすれば、後進は前田日明とかそんな感じにならざるを得ない。
やっぱり、アントニオ猪木だったらそこら辺のおじいちゃんでも知っているけど、前田となるとどうしてもマニアックさがつきまとうから。


何度か書いているが、ハロプロはとにかく、先行世代を完全に知らないファンがつくまでやり続けるべきだと思う。そのときに、今までのアイドルとはまったく違う何かが生まれているはず。
その頃には、また小川直也みたいな、ある程度だれでも知ってる人(まあ、小川と前田とどっちが知名度があるかという議論になっちゃうとややこしいけど)が出てくるかもしれない。


私は、亀井は「知る人ぞ知る」キャラでいてほしい。でもそのためには、屋台骨であるハロプロなり娘。なりがしっかりしていなければならない。これはなかなかにむずかしい問題ではある。
当たり前の話だけど。