M-1続き

一夜明けて録画をざっと眺めてみたのだが、昨日見た印象とは少し違ってた。
どういう調整してるのか、もっと勘ぐったら人工のものかもしれないとさえ思えるので、客席の笑い声というのもテレビから場の雰囲気を察知するのに向かないかもと後から思ったのだけど、いちおう生放送の音をきちんと反映させてるとして、南海キャンディーズも笑い声が爆発したわけではなかったですね。他のコンビと比べて。


でも、ざっとネットを巡回してみても「火を怖がるサイ」と「これはクリリンのぶん!」がポイントになっていることは間違いなく、やっぱりテレビ視聴者も含めて引き込まれたっていうのは間違いないと思うんです。


それと、コレも厳密な比較の基準になるのかどうかわからないけど、アンタッチャブルは客の笑い声以外に、拍手が多かった。
拍手が多いっていうのは、見ていて「嬉しい気持ち」になるということで、それが彼らの不思議具合を表していると思います。
麒麟のツッコミの人が、テンパって「がんばれおれたち!」って言ったとき、客とその「テンパった感じ」が一体化したと思うんですよ。でも、そういう、同じ種類の巻き込んでいく空気みたいのを、アンタッチャブルが恒常的に持っているということなんだよね。
厳密に言うと、「応援してやりたい!」っていうような気持ちともちょっと違うんだけど。
不思議。