笑いの金メダル

もう完全に、バラエティ部分は早送りで飛ばすことにしました。
極端な言い方をすると、この番組は対戦形式をやめてヒロシを売り出した段階でもう役割が終わってる気がする。
お笑い芸人が騒ぐようなタイプの番組で面白いのはもっと他にもあるからなあ。


サバンナ八木怪獣図鑑の件は面白かったけど、他の芸人に怪獣を描かせるという企画はあまり面白くなかった。
だってみんなボケまくるでしょ。それは芸人だから当然なんだけど。で、前からだんだん気になりはじめて来たんだけど、そのボケのおとしどころが、ツッコミ側でバラバラなんだよ。
三宅、くりいむ、たまるまきの3人のだれがツッコミをリードしているのかがまるでわからない。たとえば塚地の描いた怪獣とか、ツッコミ側で上げることも下げることもできる、っていうのが観ててまるわかり。だから私個人の印象だけどなんか「どうでもいいじゃん」って思ってしまう。


っつーか、三宅が後ろに下がりすぎだろこの番組の場合。視聴者参加番組とかだったらそれでいいと思うけど。などと偉そうに思いました。


でも、そんな状況で自分の怪獣の解説をしていた八木は面白かった。そういう本を出版する扶桑社はスゴイところだと思います。
あとカンケイないけど太田出版もスゴイと思います(笑)。


「千鳥」はM-1でもやってた中世ヨーロッパのネタ。これ、「ファミコンRPGのイメージ世界」っていうのをわかりやすく説明するために「中世ヨーロッパ」ってしてるのかな、と今頃思った。
その方が全年齢向けのネタになるし。
さらに妄想を押し進めると、ファミコンネタって「1UPしたから死なない」とか「ドラクエのキャラクターは勝手に人の家に入って壺とか割りまくってる」とか、あるいはホイミだとか何だとかの「呪文」系統だとかいったシステム的なものをネタにする場合が多いんだけど、ドラクエとFFが日本人のイメージに刻印したといっていい「西洋ファンタジー的世界観」をネタにするとはなかなかやるな、などと思ったのであった。


あとだいたひかる、ますおか、麒麟などが出てた。麒麟、冒頭の部分が大幅にカットされてたなあ。最近、漫才ブームでやっと気づいたけどネタを微調整するのは普通なのね。25年くらい前はホント、そのまんま頭から終わりまでテレビで同じネタやるのとかの方が普通だった気がする。