人間以外系女優加藤夏希・丸井の水着CM

http://d.hatena.ne.jp/Tabi/20050712

私もTabiさんと同じく、あんまり加藤夏希って「オタ少女」ってイメージはないですね。
アンドロイドやゾンビなど、人間以外系統の役でインパクトを残しているということは言えるけど。


だから、「慟哭」ってのはない。
もちろん、それは私がトシを取りすぎたからだろうけど。


だけど私、その上で思うんだけど、想像するだけならタダなわけでしょ。
「太陽の下でイケメン男と夏のアバンチュール(死語?)期待大!!」みたいなイメージを、逆にオタ側が妄想として食らって見せることこそ本懐、だと思いますけどね。


コレがまた、70〜80年代だとまた別なんだよ。やつらは天下を取ってたし、オタク差別なんて今の比じゃなかったから、「おれらの、おれらによるイメージ」っていうのをオタク側は構築することが急務だった。
しかし、上戸彩近野成美(だっけか)がガンプラのCMをやるようなこの時代、いやもっと言ってしまえば「オタ系美少女」なんてカテゴリがタレントの中にあること自体が、すでに時代は変わっていっているわけで、他人のつくったイメージに対していちいち目くじら立てる理由もそうそうなくなってると思うんですよ(あ、怒ってる人はもちろんマジではないと思うけど)。


基本的にブンカって非常にフィジカルなものだと思うんですよ。生活の垢みたいなところまで食らってこそそれが理解できるみたいな部分ってあるでしょ。音楽とかがそうだと思うけど。発祥の地に行って、そこの人たちと生活しないと認められない部分ってあるでしょう。
そういうのは、オタと言われる人々はとりあえず無視しないといけないんだよ。
フィジカルなものを拒否してさー、頭でっかちなものをあえて選択してきたんでしょう。
だったらいろんなイメージを自分側に引きずり込んでやりなさいよ。


それくらいの気概(あるいは無神経さ)が欲しいっスね。


まあ、私がとくにオタク少女が好き、ってわけじゃないから(むろん、逆に嫌いでもないけど)こんな突き放したことを書いているっていう部分はあるけどね。