【DVD】・「バトルオワライヤル」(2005、アール・アンド・シー・ジャパン)[amazon]

amazonの説明文より引用)
2004年12月にZEPP OSAKAで行われた、バッファロー吾郎を中心にしたイベント「23時間半ライブ」の中から、人気の高かった「バトルオワライヤル」のコーナーを映像化。2チームに分かれて、芸人たちが小道具を使った一発芸で熾烈な戦いを繰り広げる。
(引用終わり)


テレビで放送されたかどうかはわかりませんが「テレビお笑い」にカテゴライズしておきます。


ウワサには聞いていたのだが、最初モノボケ(要するに「早野凡平」みたいなやつですね。厳密には違うけど)」から始まって、大喜利みたいなこともやるのかと思ったら1時間半くらいかな、最後まで徹底してモノボケで通してるんですよ!
もう本当に、「テレビに芸人を供給する」という点においては吉本は80年代の少年ジャンプですよ。
(まあ、ここら辺も必ずしも「テレビ芸人」のみを養成するという意図だけが吉本にあるとは思えないけど、結果的にそうなってる。)


大阪でやったイベントの記録だから、私も出てくる芸人の三分の一くらい知りませんでした。しかしこのポテンシャルはそうとうすごいと思ったね。とくに、バッファロー吾郎のホームにおける実に活き活きとした感じ、ケンコバの飄々とした感じ、これは関東人にとっては「いいもの見せてもらいました〜」って思いましたね。
中盤以降、壇上に女の子をあげて、その子もマテリアルのひとつにして芸人がボケるんだけど、その子自体をいじったりはほとんどしなくって、その子の反応で笑いをとるとかはなくて、あくまでマテリアルなんですよ。で、その女の子もすごく楽しんでいる様子で、それが良かったかなあ。


その子が中学生か高校生くらいかな? メガネをかけていたんだけど、天津のヒトと浅越ゴエの「何!? コンタクトにする!?」に大爆笑したのは言うまでもない(笑)。
しかも、amazonのレビューによるとこのコーナーの収録は深夜2時だったというではないですか。まったく、おっそろしい集団ですね吉本は。


笑いでもこういう形式のものが得意な人と苦手な人がいて、南キャン山里、HGでないキャラの住谷、レギュラー松本、麒麟・川島などは苦手だったようです。逆に妙にヒットを飛ばしていた麒麟・田村が興味深かったです。