「とんねるず」のかつての生放送での強さ

http://d.hatena.ne.jp/toronei/20060924/B


やっぱり、ハートが強かったというのはあるでしょう。
バックボーンは何もない人たちだったしね。
今でも忘れられないのは、「お笑いスター誕生」で10週勝ち抜くか勝ち抜かないかというときに、とんねるずは「ぜったい勝ち抜きます!!」って言っちゃうんですよ。それで負けるとものすごい悔しそうだった。
まあ80年代の慣例なら、こういうときは「がんばります!!」とか謙虚になるのが普通だったと思うんだけどね。


スタッフ受け、楽屋落ちを無理矢理視聴者に定着させた張本人でもある彼らだけども、それはこびへつらうっていうより何かもっと複雑なものがあった気がする。
視聴者側には「業界幻想」を植え付けて、スタッフ間には「おれらだって仲間なんだ!!」っていう感覚を植え付けようとしていたというかね。
もちろん内情は知りませんが。
東京で、お笑いで、80年代で、師匠とかいなくて根無し草だったら、ホームとかアウェイとか存在しませんからね。
たぶん80年代のとんねるずにとっては(そりゃーやりやすいやりにくいはあったでしょうが)、ホーム/アウェイっていう意識は無かったんじゃないかと思います。


あんまり参考にならないけど、当ブログ過去記事。
突発的にとんねるずについて思う(2004/11/28)