ダイナマイト寛斎〜10/1 於:渋谷 シアターD

南キャンの山ちゃん、そして彼のやっていたラジオ「オールナイトニッポンR」に放送作家として関わっていたせきしろ氏のイベント。
なかなか生で山ちゃんを見る機会もなかろうと思ったので、深夜からで虚弱な自分には辛かったのですが行ってきました。


けっこうラジオって「テレビと違う自分を見せたい」というような人も多いし、たぶんキャパは100人弱のシアターDだし、深夜だし、ということで、山ちゃんもラフなかっこうして来るのかな、などと思っていましたが、
登場時からあの髪型、あのメガネ、あの大きめの襟のシャツ。
うわかっこいい! と思いましたね。
テンションも完全に昼間のテンションでしたし。


内容は、基本的に人気はあったのに番組改編の関係か何かで、三ヶ月で終わってしまったオールナイトニッポンRに本当の終止符を打つ、みたいなことがコンセプトだったと思う。


最初、常連ハガキ職人による大喜利
さすが、レベル高し!
しかもみんな、お客さんの前でもぜんぜん物怖じしてなかったのがスゴイなあ。
メンバーに女性がいたのも時代を感じた。いや、いまどき当たり前のことかもしれないけど、おっさん世代にとっては基本的に「ラジオに職人的にハガキを出す」って男の子の趣味、っていうイメージがあったから、軽い衝撃(でもどんどん入ってきてほしい)。
しかもこの人が、またレベル高し!


ハガキ職人の中では、優勝!!
そして休憩後、「プロと対決!!」ということで出てきたシークレットゲスト、ミスターXは……。


箕輪はるか!!(感謝祭帰り)。


やったー。もう今年3回も生ではるかを見ちゃったよ。
はるか登場で、一気に客席がヒートアップするのもよい(ちなみに、男女比は4:6くらいか。女性が6割かな。さすが吉本芸人はモテるぜ……)。


はるかはさすが「ダイナマイト関西」ではベスト8に残ったという、安定した実力でした。


次、「山里組」の面々ということで、山ちゃんのかわいがっている後輩芸人登場。
ニューロマンス」と「デスペラート」。
ただ従順だからかわいがっているというだけではないらしく、この二組はきちんと面白かったですよ。
この二組でも、大喜利をやりました。


で、後は細かいことは忘れたがラスト1時間半、テーブルやマイクを持ち込んで、「オールナイトニッポンR」を壇上で再現しながらのトーク
これを見て、本当に山ちゃんはこのラジオに力を入れてたんだな、と思った。
もう、本当にすごくその熱意が伝わってくるんですよ。
せきしろ氏たちと「ほとんど週5で集まってネタ出ししてた」というのもウソではないんでしょうねえ。
確かに「オールナイトニッポン」の名前というのは、私は聞かなくなってひさしいですが芸人には特別のものがありますからね。
また本当に「ラジオでしゃべること」が好きそうでした。
ラジオは別の枠で、午後10時代に移って引き続きやるそうですが、陰ながら応援しますよ。


個人的にヒヤッとしたのは、もう大喜利のお題や二十代のリスナーの回答によくわかんないのがあるんですよ。
「ロッドマン」が何をしゃべってるか書け、っていうのがあって、
まず「ロッドマン」ってだれだか知りませんでしたもん。
(まあ、その代わり「ラオウ」がネタになって安心したりもしましたが。)


おそらく、イベントをやることが決まってから当日までの時間がなかったために、深夜であのくらいのキャパの会場、ということになったと思うんですが、
ド素人の私の感触では、夜7時半頃からできちんと数ヶ月前から告知すれば、
当然この2、3倍はお客さんが来ると思うし、
舞台上での、(「2ちゃんに書かないでね」的なオフレコ含む)山ちゃんのトークを今回見たかぎり、リピーターも出ると思いますよ。
まあそれが若手芸人にとっていいか悪いかは私にはわからんのですが、
男のコアなファンが獲得できると思いますね。