さらに続き

「それぞれの立場」が確立されすぎると、それとは引き替えにたいへんな孤独を背負い込むことになる。あるいはお互いの断絶。
あるいはまた、立場の確立は個と個の関係を限りなく、商慣習などにおける「契約」に近くしていく。もちろんそれを越境しうる心情的な何かはそここに存在し続けるとは思うが、むしろその方がイレギュラーという状況が生まれはしまいか。
「家族が解体している」とかなんとか言われてからすでに25年くらいが経過している。その間も家族は解体し続けているのである。
どうするのだ? だれかが抑圧から解放される代わりに、別のだれかが抑圧されるだけじゃないのか?
あるいは、「弱いものが、さらに弱いものを叩く」世界が到来するだけなんじゃ……?


それをどうするか、を考えるのが偏差値75以上の人間のノブレス・オブリージュだと思います(ボクはそんなに偏差値高くないので考えなくていいです。全盛期の井上和香のことだけを考えていきていきます)!!!!!