今年の私的ハロプロ総括

今年のハロプロの、個人的に印象に残ったところを総括してみたい。


この「ゾミ夫」が現在のかたちになったのは今年の7月から。


まず、今年のお正月番組のあやや脱出失敗か? みたいの。
あれで、あやや脱出失敗騒ぎ(ドッキリなんだけど)をスタジオで見ていた藤本美貴が、すごく静かに涙を流していたの。
あれが印象的でしたねえ。
確かに、あまりシュミのいい企画だとは思えないけど、あのときの藤本美貴の心の中のいろんな葛藤を、あの涙は表していたと思う。


で、私は本当にミニモニ。が好きなの。それ以外は、本当はわりとどうでもいいんだ。
そして、私のミニモニ。中華思想は、ASAYAN的しのぎあい=娘。の魅力と考えた場合にはあきらかにそこからはじき飛ばされるものである。

今年上半期は、ミニモニ。が活動休止になったんで、そのポッカリ空いた胸の奥に、詰め込むメシを食べさせるようにこの「ゾミ夫」がスタートしたと考えてもらっていいです。


スタッフワークとして考えても、ミニモニ。以上に誕生から幕引きまでうまくいったユニットはハロプロ外を見てもそうはなかったと思うし、ドラマ「ブレーメンの音楽隊」には本当に興奮させられた。


今年の中盤以降は……「ロボキッス」がダントツに好きで、後は正直、あまり印象はない。
いや、ないと言えばウソになるけど、見る側のスタンスとして、去年までは「ビッグネームとしての娘。」だったんだけど、今年は世間的な評価としてはかなり下がってきているとは思うんですよ。
あくまで世間的にはですよ、去年までの貯金だけで食べているような気はした。


だが、視点を内向きに変えてみると、亀井のキャラブレイクとか、紺野さんの写真集のデキがすごくいいだとか、「女子かしまし物語」のPVが楽しかったとか、なっちの「恋のテレフォンGOAL」のミラクルだとか、そういうのはありました。


古参アイドルファンとしては、現状の方が見やすい環境ではある気はします。ただ、通常のアイドルと娘。は同じところもあるけど違うところもあるからね。


時代とシンクロしたい、という観点から言うと、個人的には数年前に「おはスタ」で初めてミニモニ。じゃんけんぴょん!を見たときのあの衝撃ね。「この曲がたとえどんなにすべっても、これは自分にとって重要な曲だ」という確信。そして、その後1位をとり、ブームを巻き起こした勢い。


ああいうのがもう一度見られればいいなあ、と思ってはいるんですが。