ゲンセキ

TBSで、水曜深夜。木梨司会で10月の新番組のレギュラーを決めるために、若手芸人を呼んでネタをやってもらうというコンセプトの番組。
コレ、舞台裏みたいなところでマネージャーとか、もっとその上の人とかが出てきて木梨とトークするところから始まって、視聴者を「選ぶ側」の意識で見せるのがあざといっちゃーあざとい。
ネタのときにときどき映る木梨のカットからも、視聴者が木梨といっしょに舞台袖で見ているように思わせるというのが狙いと見た。


だけど、まあもともととんねるずってそういうことをやってきた人たちだからね。とくに石橋ではなく木梨、っていうのがまた舞台裏感を演出してるんだよなあ。


オリエンタルラジオ、初めて見た。こういうのって、昔からないわけではないと思うんだ。レギュラーのあるある探検隊とか、オオカミ少年とかが近いと思う。でも、音の感じがいかにも「もう中学生くらいのときから普通にHIPHOPとかテクノとか、あとよくわかんないけどフリッパーズギターとか聞いてる」って感じだね。


ダイノジが、ラップ風のコントみたいのをやってたとき、あれはベタというか、「HIPHOPを異物として接種した人向けのもの」という感じがした。それはそれでいい。
次に、ロバートがラップのかけあいコントをやってたのを見たんだけど、リズムを徹底的にズラしてグダグダにするという方法で、これは多少そっち系の音を肉体化してギャグにしてるなという感じだった。
で、このオリエンタルラジオのこのパターンっていうのは、もうちょっとそういうのが好きな方向でネタに消化してるという気がした。


いや、ホントは音楽にぜんぜん興味ないのかもしれないし、それはわからんけどね。
ただ、音モノでたたみかける系ってテレビでは強いと思うんだ。見てる方の理解に時間がかからないから。


トップリード
コント。「ものすごく狭いラーメン屋」。
うーん、設定は面白いけど、ちょっと情景描写がわかりにくかったような……。