笑いの金メダル

東京ダイナマイト
「ボケにはツッコミ、ではなくボケにはエクササイズだ」ということで、なぜか二郎がボケると松田がフィットネスストライダーをやるというシュール漫才。
以前見たのと同じ印象。しみじみと感動がある。


アンジャッシュ
コント。「公園のベンチで、携帯で恋愛相談をする男と家庭教師先の子供に試験問題を出す男の会話が奇妙に合致する。」
以前、「誰ピカ」でたけしに誉められたネタのバリエーション。「とんちんかんな話が妙に噛み合ってしまう」というパターンは昔からあるけど、最後までお互いがその奇妙な合致に気づいてないのがミソ。
本来なら相当頭を使ってる感じで、テレビでやるには悪い意味での演劇臭さ、やらしさが出てしまうようなネタなんだけど、この二人がやると観客も引き込まれて見るね。
これ、もしインパルスやバナナマンがやったらちょっと嫌みになっちゃうし、たぶんやるとしても途中で崩すでしょう。それでお互いのかけ合いになってケンカになって、みたいになるんじゃないかと勝手に予想するけど(インパルスもバナナマンはかなり好きだけど)。


ホリ
えーすいません忘れてしまいました。アンガールズのマネ、というのが目新しかったけど、最近ホリの新ネタというとお笑い芸人ばかりなのは厳しい。


ワンミニッツショー
イシバシハザマ
そうか、これが「おかしな話」か! ブリッジが変化していくという不思議な間(いや違うわ。はてなキーワードに書いてあるとおり、「コントの後にコント名を言う」なんだ)。もっと見たい。


とろサーモン
そうか、これが「スカシ漫才」か! 基本をやり尽くした果ての芸という感じでいいなあ。一種の漫才エキシビジョンという感じ。もっと見たい。


さくらんぼブービー
「寝転がって、さも立ち上がっているようにカメラで録ってもらい、キャッチボール。」
このネタ、「ワンミニッツショー」くらいでしかできない非情に汎用性の低いネタで感動した。
私の中ではもはや「かっこいい」領域に入るつつあるね。


後はキャラクター的なやつで、「パペットマペットオカペット」(パペマペますだおかだの岡田の漫才)が異様に面白かった。
「お笑い祭り」、「笑いの打ち上げ花火」、「なんでこんなおいしいところ食べないの?」、「お笑いダイエット中?」、「理詰めの笑い」など、岡田から面白いフレーズが続出。
また、岡田が「お笑いダイエット中?」と言ったときにパペットマペットがボソッと
「お笑い食いしん坊ですよ。」
って言ったのが妙におかしかった。


で、バラエティ部分の「ハモリの金メダル」の方はロクに見ませんでした。はい。