10カラット〜10/27

録画してなくて、見るのを忘れてしまいました。
しかも、「録画が失敗した」んじゃなくて、番組の存在そのものを忘れていて予約をキャンセルしちゃったんだよね。
ネタ見せスペシャルみたいだったから見たかったんだけど、
同時に「『ゲンセキ』と同じことをやるなら、新番組の意味ないじゃん」とも思った。


話は飛びますが、ここ数年のテレビのお笑いブームは、興味深く見てますよ。
個人的な誤算は、昨年あたりでブームが終わるんじゃないかと思ったらまだ続いていることだけど、
歌手でも「一発屋」が減り続けたりしている昨今、90年代に入ってから一つひとつのモノの消費速度を、
きっと広告代理店かなんかが操作しているんじゃないかと思う。
操作というと言い方は悪いけど、一つのモノを長持ちさせる技術がうまくなったんだろう。


で、そうした中でも「ネタ見せ」の消費化は避けられないと、現時点でも私は思っていて、
それは本来舞台芸である「ネタ」と「テレビ」は基本的に相容れないのではないかと思っているから。


申し訳程度にネタをやっているが大半はバラエティの「笑いの金メダル」と「10カラット」と「リンカーン」を見て、
「なんか、どんどんテレビ的なベタに戻ってるな」というのが最近の感想。


いやまあ単にTBSがバラエティつくるのヘタなのかもしれないし、
ベタはけっこう好きな方だけどね、
たとえば「10カラット」の時間帯に「引きこもりカウンセラー上木」をやってしまうのは、
どこか「逃げ」たような感じがしてしまうことも事実。


逆にこっちが真剣すぎるのか? とも思うんだけど。


ところで、数週前の「笑いがいちばん」でやってたバカリズムのコントで、
「同級生が実はロボット」っていうのがあるんだけど、
コレがバカリズムのネタで、私が見た中でいちばん面白かった。
でも、現状ではこういうコントはもうテレビでは受けないのかなという気もする。