10カラット〜3/16

「ゲンセキ」は大好きな番組だったのに、いざ目的の「コント番組」をつくったら信じられないくらいグダグダになったこの番組。

あと２回で終了、というところになって、妙に面白くなりはじめた。

「ノブと公園」
ノブ（コンマニセンチ堀内）が、公園で騒いでいる人に対して「先輩が寝てるから、静かにしてくれない？」と語りかけてくるというシリーズ。
演者が不慣れということもあって、イマイチはじけないと思っていたが、
今回は、公園にいるのが「アキバで大人気のアイドル」ということでセーラー服を着たハリセンボンの春菜、
それの写真を撮りまくるカメラ小僧・マチコの背の高い方の人。

もうその絵だけで反則だろう（笑）。
そして、なぜかノブが呼んでくるのが「拾ってきた」とか何とかいって、上木総合研究所のベイビー。
ノブ「こいつを竹刀で100回殴って、１回でも声を出させたらおれの勝ちな。だからあんたら出てってくれ」
と、マチコも春菜も了承してないのに、ベイビーを竹刀でぶちまくる。

ラスト、ノブがベイビーに「もしかして、おまえ犬だったのか！？」
ベイビー「ワン！」
ノブ「じゃ先輩のとこに行こう」

……って、ぜんっぜん意味ねぇ〜（笑）。
２回目あたりからこれくらい飛ばせばよかったのに。

「福岡大好き佐田先生」
毎回、バッドボーイズ佐田演じる先生に対し、生徒たちが福岡を小馬鹿にする発言（しかも明太子やとんこつラーメンだけをネタにしたすごいレベル低い発言）をする。そして最後に、それまで耐えてきた佐田先生が生徒の一人を呼びだし、廊下で蹴りを入れる、という、まあ単純なコントなのだが、

今回、最後に選ばれたのがハリセンボンのはるかで、
女の子に蹴りを入れるわけにもいかないし……どうするんだろう……と思っていたら、
乳わしづかみにしてたね。

これ微妙ですよ〜、ハリセンボンのはるかにそれやって笑いとしてアリかナシかって、かなりむずかしいセンじゃないですか？
乳さわった直後の、佐田の緊張した顔が異様に面白かった。

はるかは「聖域を侵された！！」っていうコメントを残してた。

「コンマニセンチ竹永くん」
この番組では常に出演が少なかった竹永メインのコント。
居酒屋で、ディレクターを前にして「どう行動したら笑いの正解なんだ？」と悩みまくるという内容だが、これ単純だけど面白い。
繰り返して、回数を重ねて面白くなってくるタイプのコントだと思うけど、番組はあと２回しかないんだよね。

まあ、最後までスタッフの意図がくみ取れない番組ではあったけどね。