大人も反省しろよ

教諭の給食に抗うつ剤 栃木、中3の女子生徒2人
やじうまワイド」で、どこぞのオバサンコメンテーターが「今の子供は何でも思い通りになると思ってる。」と苦々しげに言っていた。まあそのとおりなんだけど、あまりにも子供に責任をおっかぶせた発言だったのに驚くよ。


というのは、これが殺害、もしくは「学校を休んでほしい」などの目的での毒物混入だったら何とも思わないのだが、
抗うつ剤」というところがミソ。
睡眠薬抗うつ剤などを日常的に飲んでいるのは、子供より大人の方だろう。
しかも、それを「大人はクスリで精神をコントロールしている」などと批判できないのは、まずカウンセリングなどの手法に限界があること、薬物服用より「人間的」であるかに見える精神分析などの方法がすでに有効性を疑問視されてのメンタル関係のクスリのブームがあると思われるから。


しかも、ネットでそういうクスリ買って飲んで、立派な「大人像」を演じている人が実際いるのだろうなと思えるだけに、そうそう単純に子供批判で終わっていいものかと思ってしまう(まあ、本当はそれでいいんだろうけど)。


いや今回の件は、非常に「大人のマネをした」というニュアンスが濃厚な気がしたんですよ。


そんなことはどうでもいいんですが、コメンテーターのオバサンの、単に「子供のくせにナマイキだ」と言いたげなニュアンスが非常に不愉快だったので書いてみました。
なんかこう、スカート短くしてきた1年女子をシメようと思ってる頭の悪い先輩みたいでしたよ、オバサン。