サンドウィッチマン単独ライブ〜5/13

於:新宿シアターモリエール
M-1グランプリ敗者復活においてもっとも気になったコンビ。
単独ライブをやるということで行ってきた。


テレビで見て直観的に「これはすごい!」と思ったんで、
単独ライブという完全ホームであることもあり、
実に楽しかったです。


こういうかけ合いって、他にあんまりないんですよねえ。
強いて言えば「東京ダイナマイト」が近いかなと。
かけ合い、かけ合いでコントがえんえんと続いていく。
だから終わるときにはスパッと終わっちゃって「アレ?」となったりもするんですが、
それが味だと思います。


まあ、個々のネタに笑いのばらつきがありすぎだとか、
どれが定番ネタでどれが緩衝剤的なネタなのかよくわかんないとかいう点はありますが、
私が面白ければいいんじゃないかと、投げやりなことを書いておきます。


ライブを見てると「テレビでウケるかどうか」とか、だんだんどうでもよくなってくるんですよね。
テレビは放送禁止用語だとかそういうの以前に、無言の制約みたいなものがあって、
まあ端的に言って「テレビ向きかどうか」ということになるんですが、
それ考え出すと本当に結論出ないんで。


客層は謎でした。
男女比では4:6くらいかな。
私も1回テレビで見ただけで行ったわけだし、どういうお客さんが付いているのか検討もつきませんでした。


しかし、これで同じ劇場でのハリセンボンの単独も見ているので、
「ハリセンボンのファンは明確に女性が多い」
ということは比較でわかりましたけど。


あるいはマイナー芸人でもルミネとか、吉本の若手の場合はわかりやすいんですよ。
9割女性とかあるし、
「基本は平等に見てるけどカッコいい芸人の方が笑いが華やか」みたいな感じがあるんですが、
サンドウィッチマンの場合はよくわかりませんでした。


アンケート出すの忘れちゃった(というより劇場のロビーが狭すぎて書く場所がない)んですが、
ここにやったネタベスト3を書いておくと、
・「ドライブスルー」
・「医者」
・「哀川調」
ってことになるかな。次点が「メガネデビュー」です。


かけ合いって、たとえばこういうことです。
「医者」でいうと、


医者「タバコ、どれくらい吸ってます?」
患者「フタ箱は吸ってますねえ」
医者「20本くらいですね?」
患者「40本くらいです」
医者「じゃあ、減らしてください」
患者「やっぱり減らさなきゃダメですか?」
医者「二本減らしてください」


まあだいたいこんな感じで。
パッと思い出されるネタが増えれば、もっと面白くなるんじゃないかと。
真顔でもっともらしいことを言うボケ、大好きなんで。