何度でも何度でも何度でも書く

私がここに書いている、この「形式」が根本的にイヤな人は、
読まなくていいから。
個々のテキストの内容を云々するならともかく、フォーマット自体に文句言われても、変える気はないからね。


金もらってやってるわけじゃないんだし。


たとえば、現在のこの「ゾミ夫」は、主にハロプロ関係、テレビのお笑い関係、お洒落STORY、ポエム、雑記、で成り立っているんだけど、
その形式自体はたぶん変えないんで。


あと、批判的な意見があるならコメント欄かメールにしてください。できるだけ直接言うのはやめてほしい。
(私と、ほとんど初対面の人とか、1、2回しか会ってなくてどうしてもこのことについて言いたい!というのならいいですけど。)


これは、ブログをやっている人によって意見が分かれると思うから、普遍性ある意見だとは自分でも思わないけど、
自分の場合はそう。


理由を説明すると、
まず口頭で、ブログの方針とかフォーマットそのものにどうこう言うというのは、
根本的におかしいでしょ。
あ、その人がパソコン持ってればの話ですけど。


私は、まあせいぜい10人くらいの読者を想定してネット上でテキストを書いてますよ。
そして、そのため具体的に、「こういうことを書くと、この人が気を悪くするから書くのをやめよう」ということが非常に多いです。


簡単に言えばW杯、サッカーの話なんかもそうですよね。
自分が尊敬している人でW杯が好きな人がいるから、私自身はサッカーにあまり興味ないけどそれをわざわざ「興味がない」と書くことはない。
もちろん、やらしい、さもしい戦略で興味のないことを「興味がない」と書くこともあるし、
知らずにだれかを文章で傷つけてしまうこともあるかもしれないけど、
やっぱり基本は楽しくいきたいでしょ。
(あ、私がサッカー好きな人から逆に「不愉快だから批判的なことは書くな」と言われたことはないです。念のため。)


繰り返すけど、これは私だけのポリシーで、
どんなに親しい人が好きなものでも自分が否定しなければならない場合ってのはあるし、
そんなこと念頭にも置いてないで、ただ書きたいことを書いてブログをやっている人もいるでしょう。
それはそれでいいです。


だから、自分とリアルで知り合いの人には「この人はこういうことは好きじゃない」ってのを、知っておきたいという欲望は、昔はありましたね。
今はキリがないと思ってますけど。昔は純情でした。
そしたら、年数回しか合わないそのときに言うより、コメント欄やメールを利用した方がいいでしょ。
それは、相手の誠意じゃなくて私の誠意の問題でもあるんだけどね。
本当にどうでもいいと思ったら、その場だけ取り繕って聞く耳持ちませんから。


それともうひとつは、
ブログのフォーマットだとかポリシーについて何か文句を言いたい場合、
数ヶ月にいっぺんとかに言われるとすると、数ヶ月ぶん、私はそのフォーマットで、その人の意見を入れないでえんえんと書き続けることになるでしょ。
こっちも、文句言われたら言われたでそれを念頭に置いて書くから、
やっぱり反映のスピードという意味では、メールやコメント欄を利用して言ってもらった方がいいよね。


それと、できるだけ批判はコメント欄にしてほしい。
褒め言葉はメールでもいいけど。
(もちろんトラックバックでもいいですが、私がここで問題にしているのはサイトやブログを持ってない人で、なおかつ私が口頭で説明をしなければならない場合に限られる。)
これも私の個人的な考え方だけど、コメント欄での批判なら、それが正しいかどうか、第三者が読んでジャッジすることができるから。
もちろん、そのジャッジが正しい場合ばかりではないけど、少なくともメールをえんえんとやりとりするよりは風通しがいいかな、と。


さらに、これも私個人の考えで、普遍性があるとは思わないけど、
ふだんメールやブログ、コメント欄を利用しない人こそ、そういうものを利用して意見を言ってほしい。
(まあ、それがめんどくさいから口頭で言ってくるんだろうけど。)


実際、ネットというのはその「関わり方」そのものも情報として共有している部分がある。
2ちゃんねらーとかVIPPERとか言う人が、その最も極端な例ですよね。
彼らは、きっと情報外の情報というか、自分たちのスタンスそのものも情報として共有しているからこそ、高速での情報交換が可能なわけで、


あ、書き忘れたけど私は、少なくとも自分でパソコンを持っていて、HPやブログをやってみようかなくらいの人向けにテキストを書いていることは間違いないですね。
いやHPやブログを必ずやれってんじゃないですよ。
ただ、私がゼロから情報を書いているとは思わないでほしい。
それと、想定しているターゲットが明らかにあるということね。


それ以外の人から、口頭で何か言われても、正直「ハァ!?」ってなるんだよね。
ネットに文章を書くのだって、時間と手間を使っているわけだし、
まあ意見を言うだけならいいけど、こっちにも説明責任があるような気がして、
でも文章で書いたことを口頭でもう一度説明するというのは、非常にメンドクサイ行為なんですよ。
で、上にも書いたけどそういうことをイキナリ言ってくる人というのは、たいていかなり根本的なことから話さなきゃいけないタイプの人が多くて。


たとえばW杯の盛り上がりの中で「サッカー、サッカーうるさいよ、って言うけど、一時的なお祭りだから許してあげようよ」と私が書いたとしたら、
それは、私の周囲にはW杯で夢中になっている人より、そういうのが嫌いな人が多い、という前提がある。
W杯だけとっても、もちろん周囲がサッカー一色、っていう人もいるだろうし、それはブログの色に出ますよ。


(まあ、たまたま例として出したけど、こういう雰囲気の問題というのは、ネット上で意見が出た場合でも、ほとんどの場合みんなわかってるんですけどね。だからこそ、意見交換としてはその「温度差」を重視するかしないかという問題になってくるわけで。)


そこら辺をわかってもらえない人に、何で口頭で「私の周りには、W杯に夢中になっている人は少なくて……」とか言わなきゃいけんの?
って、すごく思う。っつーか、もう説明しないよホントに。
繰り返すけどたとえばの話ね。W杯について口頭で言ったことなんてほとんどないけど。


それと、最後に話者と私との情報の共有度と、私自身が口頭でそういう人とコミニュケーションをとることによって、どういう快楽があるかという問題が生じてくる。
早い話、「てめえの意見なんかどうでもいいんだよ」と思っている人間に説明する気は薄れるし、
もうトンチンカンな意見、批判、質問が来ることによって、最初の段階でコミニュケーションの行く末なんてだいたい見えるんですよ。
それを乗り越えてまでコミニュケートすることで、私にいったい何の得があるの?っていうのは、
本当にここ十数年くらい腹に収めているコトでね。