「漫才バカ一代」第十八幕「とれたて漫才フェスタ」〜9/18 文京シビックホール小ホール
まーわからないことをわからないまま書いても仕方がないので、レポに徹してみます。
フラリと、気まぐれに、初めて見に行きました。
会場は満員。
老若男女さまざまで、いつもこのホールでやっているかどうかは知りませんが、完全にイベントとして定着している印象を持ちました。
前説 デカメロン
まだ会場がざわついており、お客さんが出入りする中で暖める役はたいへんだろうな〜。
初見。あくまで前説の役割をこなすという感じだったので、きちんとした漫才を見てみたいです。
二人ともニコニコ楽しい系の漫才だろうと、たぶん思う。
2003年、M-1準決勝進出者だそう。
・西麻布ヒルズ
「ツッコミが黒人で、しかも甲高い流暢な日本語」という衝撃コンビ。
全編にわたって、たぶんテレビでは放映できないでしょうね……。ネタが練れてなかったっぽいのが残念でしたが、確かネタおろしだったっけかな。
徹底してツッコミをいじる、という形式は関西にもありますけど、関東の色がすごく濃い印象なので「超ハイパーにサベツネタとなったツービート」みたいな感じですね。
観たらぜったい人に話したくなるコンビ。
・米粒写経
たぶん初見(テレビで漠然と観た記憶が……)。えーとネタは「おじいさんに親切にしよう」だったかな? ところどころすごい面白いフレーズがあった。
ボケが漫才解体寸前まで自由にやるんだけど、最終的には昭和の漫才におさまっていくという印象。
・5番6番
ゲスト。「今に教科書がすべてマンガになる。」オンバトでも観たネタでしたが、年輩の人によくウケるね〜、と思った。
・東京ペールワン
初見。西口プロレス所属。ボケがダルい感じでしゃべくる、たとえるなら「東京ダイナマイト」をガラが悪くしたような感じ(笑)。
ネタは「おまえに貸したCD、返して」から始まるかけあいで、ハマるとすごく面白くなりそうです。
・ほたるゲンジ
ゲスト。「女性からの携帯メールにつっこむ。」確かオンバトでも観たけど、舞台で観た方が面白い。それに、年輩の人にもじゅうぶんウケるネタだと思った。
・ぽってかすー
初見。沖縄出身だそうで、「東京でボケて沖縄でつっこむ」というネタ。舞台はいちばん幅広く使っていたかも。
・ペイパービュウ
初見。プロレスラーのスタイルで登場。でもネタは「今の子供には夢がない」(笑)。今回は、ぜんぶ通してここがいちばん笑った。
ボケの人がちょっと天然系で、ビデオで見せてもらった、コンビが変わる前の東京ダイナマイトをさらにアホアホにしたような漫才。
テレビで売れるかという基準で言えば、売れる予感がしますよこれは。
・U字工事
「自動車教習所」。安心して見れた。すばらしいです。
企画コーナー「ツッコミ力養成漫才」
各コンビのボケに、ツッコミを担当してもらうという企画。お題に対してつっこむという、一種の大喜利ですね。
これ、けっこう面白かった。時間が倍でも良かったと思います。
エンディング
マキタスポーツが、各コンビの歌を歌ってくれる。
マキタスポーツを、ある程度きちんと観るのは初めてかも。U字工事への歌がひどすぎるが、爆笑してしまいました。