細かすぎて伝わらないモノマネ選手権SP〜9/28

「飽きた」の声もファンにはあるようだけど、個人的には今まででこのスペシャルがいちばん良かった。
とにかく、コーナー自体の完成度に唸ったんですよ。
それと、野球・プロレスといった「男の世界(もしくは「男の子の世界」)」を貫いているのが、ポリシーかなとちょっと思いました。
ここに女子がもうちょっと加わると、色も変わってくるかもしれません。


以下、簡単に感想を。


シューレスジョー 「甲子園決勝翌日(再戦が決まった?)の小倉智昭
「ホントにこんなこと言ったのかな」と思うけど、これは「こんなこと言いそう」でいいものだからこれでいいのです。


360°モンキーズ・杉浦(なんか選手のマネ)
実は、この人たちのものまねは野球をまったく知らない自分はまったくわからないんだけど、とにかく「細かすぎて伝わらないものまね」の「色」を決定づけた存在としてリスペクトしてます。


キャン×キャンの頭のとがった方の人 「スーパーニュースの永島明浩」
おお、サッカーに疎い私もこの人は知ってますよ。
似てる(笑)。


EE男・山口「アマゾンの原住民」
私はこの人のマネは好きでねえ。具体的な「人」ではなく「何となくありそうな瞬間」を切り取るものまねは大好きです。


いとうあさこ 「BaBe」
この人と、世代的には近いんだよね私(笑)。まあそんなことはいいとして、このコーナーでは数少ない「女子枠」を取ったいとうあさこ
くるくるドカン」の「さざ波芸人」で「倖田來未っぽい感じでうまいことを言う」というネタをやってましたが、そっちも好きでした。


糸賀清和蝶野正洋がつまずいたところをそのままアピールに持っていく」
笑った! これはプロレスラーのカッコ悪さを描いて、でもそれが最終的にはやっぱりカッコいい、というパターンですね。愛を感じる。


古賀シュウなぎら健壱
本来の意味で似てる! 文句なし。


レアレア 「亀田親子」
似てたのはいいけど、木梨の「頭を剃るかも」というのはムチャブリでしょう。そこにオールナイトフジ時代のとんねるずをかいま見て、ちょっとガッカリしました。


アントニオ小猪木「猪木の試合」
たぶんディレクターが好きなんだろうなあ、とひたすらに思いますね。


山田カントリー・浅井「ジャイアント馬場
たぶんディレクターが。


サワー沢口 「なんか吐く人」
この人も、このコーナーの「色」を決定づけた一人ですね。でもずーっとこれで出続けるのかなあ?


くじら 「マタギスターシリーズ」
もうこの辺に来ると、別に本当にその人がいてもいなくてもいい領域に入っている。私は個人的に「あるあるネタか創作かわからない」というのは好きではないんですが、この人の場合は「釣り人」あたりから観ていて、「たぶん本当だろうな」というところからエスカレートしているのがわかるから滅法面白いです。
個人的に思い出すのは、昔お笑いスタ誕でアナウンサーのネタ(今だと浅越ゴエがやっていたようなやつ)しか持ってなかった「つかさこうじ」(漢字忘れた)ですね。
最終的に平安時代のかっこうして「平安京ニュースです」とかやってましたから(笑)。


かみじょうたけし 「高野連会長の閉会挨拶」
「ああ、こういう人がいるんだな」という感じで、これは博士や助手の解説コミの面白さかな。あとテロップ(つまり、そういうもの含めての「面白さ」であるという点が、いい意味でテレビ的なんですよねこのコーナーは)。


末吉くん 「取り調べのときの平泉成
このコーナーは、「最後に床が開いて下に落ちる」、「床に助けられる」というのが大前提となっていて、それが面白さを倍加させていると思います。
で、全出演者の中で、「床が落ちるということに頼らない」人の一人として、この人はすごいと思う。
逆に言えば、このコーナーの中ではオチまで含めて「ネタっぽすぎる」というのがイヤだ、という人もいるかもしれません。


レオちゃん 「左門豊作と末弟のサブ」
個人的には、今回のMVP。
確かに、「巨人の星」その他往年のスポーツものというのは解説者的な役割の人間がぜったい必要で、「妙によく知ってるやつ」が出ていたもんです。
「男塾」の富樫と虎丸みたいに作品内でギャグ化することもできなかった頃のものまね、見事でした。
ただし、「床が落ちる」というのがないと大半の人は「ポカーン」でしょうね。それもまた事実。


直井たかし 「しゃべるアントニオ猪木
だれだったか、「松田聖子の話しているところ」をマネしていた女性ものまね芸人がいましたが、それの男性版という感じですね。
これは最初にやった人が偉い。つまりこの人はかなり偉い。


360°モンキーズ山内・杉浦「だれか野球選手」
感想としては、さっき書いたことと同じです。


ガリットチュウ「カンガルー」
これも「床が落ちる」ことで笑いが倍加するパターンですね。


楽珍トリオの太った人「ブッチャー」
ディレクターが好きそう。


影武者X ジョニー・Toshiki 「X-Japan解散コンサートのToshiとYoshiki
この人たちは名前からするとどこでもこういうことをやってるの?(笑)
ファンにシメられないか他人事ながら心配してしまう。


牧田知丈 「落合のキャッチボール」
もう名人芸ですね。落合のことよく知らないけど、やってることに自信がみなぎってるもん。


次長課長・河本「ジャッキー映画の定食屋の店員」
この人は、現状のこのコーナーにおいては安全パイ的役割よりは多少大物扱い、みたいな感じでしょう。
たぶん、このコーナーで滑るということはもうないんでしょうね。


直井たかしユリオカ超特Q 「飛龍革命」
ユリオカ超特Qが出てきただけで嬉しかった。


関根麻里 「家でモノマネを練習する父・関根勤
すでに「ごきげんよう」などでタレントとしての麻里ちゃん自体は何度か観てますが、お母さん美人だったんだろうなあ(笑)。
かわいいよね。でも「コサキン」でほとんど彼女が生まれた頃とか3歳くらいの頃、どういうこと言ってたとかどうしてたとかさんざん関根さんから聞かされていた私はどう対処すればいいんでしょう(笑)。
それと、同じやるなら「関根さんが『弟ごっこしよう!』って言って、『おねーちゃん、おねーちゃん!!』って甘えてくる」っていう方が見たかった(笑)。


博多華丸トーカ堂の北社長」
名人芸。河本さん的ポジションにのぼりつめましたね。


「おかわりタイム」
シューレスジョー早実優勝翌日の小倉さん」
さっきと感想は同じ。


360°モンキーズ・杉浦「なんか野球選手」
さっきと感想は同じ。


キャン×キャン長浜之人 「スーパーニュースの永島明浩」
さっきと感想は同じ。


くじら 「鷹匠スターシリーズ」
説明しながら鷹にエサを与えているところがすばらしい。


いとうあさこ 「BaBe」
さっきと感想は同じ。


サワー沢口 「絶叫マシンでリアルに吐く人」
さっきと感想は同じ。


アントニオ小猪木山田カントリー浅井優 「馬場&猪木」
細かいところはわかんなかったけど、楽しいね。


牧田知丈 「速いライナーを処理する落合」
さっきと感想は同じ。


末吉くん 「嫌な追いつめ方をする平泉成
ネタとしての完成度は、さっきも書いたけどいちばん高いかも。


360°モンキーズ「なんか野球選手」
さすがにわかんねーよ(笑)。


レアレア「亀田親子」
まあ、コレで世に出れるくらいなら頭くらい剃るか。もし自分でも剃るよなあ。


次長課長・河本隼一 「ジャッキーシリーズ・師匠の一言」
この人は、映画の中で「無さそう」なものはやりそうにないですね。
というか、現状では忙しくてそれはかえってできないか。


博多華丸さくらパパ横峯さくら
これまたしれっとやるねえ(笑)。


決勝
シューレスジョー 「デーブ・スペクターのダジャレに過剰反応する小倉さん」
ちょっとやり過ぎかな(笑)。さすがにこれは無いのでは。


360°モンキーズ 「なんか野球選手」
わからん(笑)。


レアレア 「亀田親子」
次どうするか、ですね。


糸賀清和蝶野正洋 ノーコメント」
前よりちょっと弱い。


末吉くん 「犯人に粋な計らいをする平泉成
安心して笑えます。


牧田知丈 「雪が降ってきてコールドゲームを要求する落合博満選手」
「落合が好きなんだろうなあ」という愛を感じますね。


博多華丸さくらパパ横峯さくら
貫禄。


優勝:牧田知丈落合博満契約更改保留編」
まあ文句なしでしょう。