ハロプロ楽曲大賞2006

今回、個人的理由でとにかく時間がないので速攻で選考、投票、コメント。
点数はデフォルトです。



・「あなたに会いたい」 石川梨華
ミュージカル「リボンの騎士」の「裏主役」はまぎれもなく石川梨華だった。石川は「スケバン刑事」でもそうだったが、そのハンパない気合いの入れ方で従来の「ヘタヘタアイドル」を完全に超えてしまった。
それは彼女自身の努力の他に、今までのお人形さんアイドルにはない、モチベーションを保つ環境があるのかもしれない。
まあ、それにしても我々は奇跡を見た。
そうしたことを代表した曲だから。


・「リボンの騎士」 高橋愛
ミュージカル「リボンの騎士」の「表主役」に選ばれ、みごとにその重責をこなした高橋愛
実は特定の環境が整い(ホームであるということ。そして「舞台」とはそれを得意とするものにとっては常に「ホーム」だ)、なおかつトーク以外の表現でないと輝けないということが露呈したとも言えるのだが、まったく輝けないアイドルよりは1万倍はすばらしい。
そうしたことを代表した曲だから。


・「恋☆カナ」 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)
ミニモニ。解散後、ハロプロでぽっかり開いていた「そんなにエロいってわけではない美少女路線」にピタリと当てはまった久住(ちなみに、個人的には「エロ方面での美少女路線」はベリとかキュートとか)。
残念ながら「月島きらり」というフィールドでないと活躍しにくいスタイルではあるけど、頑張ってほしい。
それと、この曲は歌詞が面白いのでイイです。「夢オチの三連覇」なんてフレーズはいいよね。


・「レインボーピンク重ピンクこはっピンク
すでにパロディとしても手垢のついたアイドル路線、「アイドルのパロディ」という領域でなかなかいい曲を出してきた。
「恋したからすべてがピンク色に見える」というのはいい。要するに恋ってドラッグってことでしょ。


・「SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜」 モーニング娘。
実はそんなにいいとは思わないのだが、iPodでいちばん聞いた。軽いがゆえにヘビーローテーションに耐えたというかね。
今の娘。を象徴している軽さだけど、それは別に関係ないです。


推しメン

辻が今でもバラエティで重宝されている流れというのは、ウド鈴木が天然だと思われていて、それからだんだんウドが計算していてもそれが受けいられるようになった過程と同じだ。
だから、辻はウドの顔まねが得意だ(それはウソ)。


PV部門
GAM「メロディーズ」
GAMという素材が与えられて、「おまえら(ファン)はこういうの好きだろ」というところにギリギリまでせまって、まあ上品にとどめているんじゃないでしょうか。
重要なのは「おまえら好きだろ」の部分を、あややミキティも承知していそうなことが、こちらにも伝わってくることだ。
カマトトじゃないのにカワイイ。それ最高。


後藤真希「SOME BOYS! TOUCH」
「サイボーグ・アイドル」後藤真希を堪能できる一品。
オールドファンがどう思っているか知らないが、「元モーニング娘。」、「下町っ子」、「早婚願望の強いギャル」、「ヤンキーっぽい」などの従来のイメージを完全に裏切っているところがすばらしい。
そしてどうなるかというと、それはもちろんサイボーグになるのだ。
どこがサイボーグかっていうと、テカテカに光った胸元がサイボーグ。