絶対の虚無2

ここの続き。
別の言い方をしてみよう。
魔法陣グルグル」で、「すでにイベントが終わってしまった村に取り残される」というのがギャグで出てくるけど、
私の考える「絶対の虚無」ってそういうことなんです。
やっぱり「グルグル」は深いぜ。


あと、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に出てくる、「世界の終わり」。
ああいうのが個人レベルで私の心の中にある、と思ってくれていいです。


まあ暗いと思う人は笑えばいい(面と向かって笑われると、ちょっと傷つくけど)。
私の人生、やっぱり私一人のものだと考えた場合は私自身が責任を持たないといけないし(他人との関係性だとかもっと大きな運命だとか言い出したらキリがないし、それはまた別の話。)


だから何が言いたいかというと、自分にはまだ武器があるし、戦えるし、どんなに荒涼とした精神世界に住んでいても、やはり守るべきものというのはあるわけですよ。
ときには何もかもイヤになることがある、逃げ出したくなることもある、
だけれども精神的に体制が整っているときもあるわけで。
そういうとき自分は、ゴングとともに前のめりに走り出す自身は、さすがにありますよ。


ベスト・キッド」で老師が言っていたでしょ。自分がやってきたことは、
「人生の戦いだ」と。