大日本人

以下、自分の書いたレビュー。
【映画】・「大日本人」


【補足】・ヒーローものとしての「大日本人」


主に書評などを書いているふぬけ共和国blogで、ただ感想を書いただけなのにふだんの倍以上のアクセス数があった。私のテキストなんてどうでもいいんだが、本作への注目度が尋常でない証拠だろう。


なんか「ありがたがってるヤツはおめでたい」的なテキストも目にしたけど、そういうテキストは「エヴァ」のときにイヤと言うほど目にしたんでもういいです。
ぶっちゃければ、確かに微妙な映画ではありますよ。それに「つまんない」とバッサリ斬り捨てる人もいると思うけど、「微妙」だと思ったらそれがいかに「微妙に感じたか」を書くべきであって、公開から2、3日しか経ってないのに観客を揶揄するようなテキストが出てきたってことに正直ウンザリしました。なんでもメタか。メタ化すりゃいいのか(まあこんなこと書いてもしょうがない。それと誤解を避けるために、私がたまたま見たところは私の知り合いや巡回先、この「ゾミ夫」をはてなアンテナに入れてくれている人以外のブログだ、と明言しておきます)。


それにしても公開までの松本のテレビ露出は本当にすごかった。土曜日には「すべらない話」までぶつけてきたもんなー。
そのおかげか、新宿でも渋谷でも、現在立ち見が出ています。この動きがどこまで続くか、一回観に行った人たちの感想を待つ人たちが感想を聞いて見に行くか。


そして、やっぱり松ちゃんとそのブレーンはプロデュースがヘタだな、と思った一件でもあったんだけど、テレビに出まくって映画の宣伝をしまくる松本はひさしぶりになんだかものすごく人間らしく感じて、最前線で勝負しているように思えて私にとってはワクワク感がありました。
リンカーン」も、この映画との大いなるバーターだと考えると納得がいくしなあ。