私の心は薔薇色に輝いて

「思考は現実化する」という超人的アッパー精神に包まれた私は生まれ変わりました。
下のエントリで絶望的なことを書いていたのがうそのようです。
貧弱な坊やと言われた私が、


今や理不尽なノルマも次々と達成!
さらなる理不尽なノルマを突きつけられています!


あれ? これって不幸?
そんなことを思う間もなく人生は続く。


そして部屋がなんとなく墨汁くさいのは、いったい何の腐臭でしょうか?
(ここで「いったい何の腐臭ですか?」とすると、2ちゃんねらーっぽくなるのでやめます。)


とにかく、すべてが輝いています。
これも、鬼ぞり入れた近所のあんちゃんがくれた魔法の薬のおかげでしょうか?


「今度持ってくるときは金払えよ」って言われたけど。


あーほんとうにいい気分です、自分。
その証拠に、小さな親切もしてみました。


知り合いに、1円あげました!


1円あげた〜
1円あげた〜


1円あげた、
1円あげた、


ファミコンウォーズがホーミタイ!
ファミコンウォーズがホーミタイ!


1・円・あげた
1・円・あげた


お礼に5円、くださいよ!
当然の要求ですよこれは。


そうしたら、相手はものすごいいやな顔をして、私に5円くれました。


これぞ現代のわらしべ長者
まあ、過去にもわらしべ長者がいたかどうか知らんがね。


たぶんいなかったんだろうね。
わらしべを持って夢を追い続けた男たちが。
もういい年になってもまだわらしべを握りしめて。


田舎の、農家を継いだ弟からも白い目で見られて。
「あんちゃんはそんなことだからいつまでたってもこのザマなんだべ」
「子供にお年玉のひとつもくれねえで」


「そんなこと言うなよ〜」
勝手に漬物を取り出してかじる、わらしべ落伍者の兄。


夜は険悪な家族会議。
味方になってくれるのは、病弱ないちばん下の弟だけで。


あーほんとに悲惨な気分になってきた。


さあ、気分をあげるために、あの薬飲むか!!