ザ・ドリームマッチ

いつやってたか忘れた。
何年か前よりバラエティ色がずっと強くなってて、カップリングに時間をかけるところや、演じたコンビに「ベストカップル」という視点で賞をもうけるのはいい視点だと思った。

ただ、ベテラン芸人特有の「ネタをやるのって緊張しますよね」みたいな雰囲気が自分は苦手。
照れがあるんだろうし、すでに「コントをやってる中堅芸人というシチュエーション自体が面白い」というのが自分で見えちゃってるんだろうし、それは事実なんだけど、もうそういう時代じゃないんじゃないかな？
そういう「今、自分がコントやってること自体が面白い」っていうところに自己言及しちゃうのは、コントそのものの面白さとは違うから、ずるいなあと思ってしまう。
一種の内輪受け、楽屋オチですよねそれは。まあその「内輪」が視聴者も含めて超巨大になってるわけだけど。

そんな中（「ハリセンボン」とロンブー亮のは観られなかったんだけど）、いちばん面白かったのは個人的にウド鈴木でした。
淳とのコンビも、合っていたと思う。
もともと、すべてのコントが関東の昭和コントで、そういうのやらせたらたぶんふだんからそういうのやってるウドか天野が強いに決まってんだよね。