爆笑オンエアバトル チャンピオン大会 セミファイナルBブロック

Aブロックは、実は30分しか録画できていなかったのでプラスマイナスとか見れてないんですよね。今回はちゃんと録画したので、ぜんぶ観られました。


オジンオズボーン「不良に憧れる」
漫才。トップバッターだったことが良かったみたい。出来も悪くなかったと思うが、正直むずかしい時期に来ていると思うんだよなあ……。
こういう男前二人、っていうコンビは、若いうちに売れないとどうしようもないところあるしなあ……。
漫才師として、これ以上のびしろがあるとも考えにくいし……。ファンの人、ゴメン。


風藤松原「無題」
漫才。ざっと通して観ただけだが、1個1個のボケがあまりにブツ切になっている、今どきめずらしい漫才だったと思った。
そして「ブツ切りになっている」ということを自覚しているからこそ、途中で「テンションを上げる」ってことをやったのだろうが、同じテンションで展開を変えていく方がいいと思った。
POISON GIRL BAND」ほどローテンションでもなく、もちろん超ハイテンションでもない芸風はM-1を狙えるものだと思うけど、今のままの展開だと、上位進出はむずかしいと思う。


上々軍団「入院してみたい」
漫才。よくできてたでしょう! これは。私、もともと上々軍団って、ものすっごく歌がうまいわけでもないのに「歌」を売りにしているということにずっとひっかかりがあったんだけど、だんだんそういうことが気にならなくなるくらいうまくなってきたってのに。
ファイナル進出はむずかしかったとしても、点数が低すぎた。納得いかない。


タイムマシーン3号「バイトの面接」
漫才。これは面白い! 通常、「バイトの面接でのやりとり」や「バイトを始めるにあたっての先輩と後輩の関係」というのは腐るほどあるが、
「バイト採用を拒否しているのに無理矢理バイトに入ろうとする」というのは、あるようでなかなかないんじゃないだろうか。
まだまだ、進化してるね。


ハマカーン「何でもお祭り風にする」
もともと、個人的にハマカーンの漫才コントみたいなやつは好きではなくて、かけあい漫才やればいいのに、とずっと思っているので「またか……」と思ってしまった。とにかくボケの熱演に頼りすぎだと思う。
それにしても、終わった後の司会の女子アナの「いつもより緊張してましたね」は、すごい傷つく言葉だろう。結果が良かったからハマカーンはもう忘れてるかもしれないけど。


・我が家「プロポーズ」
トリオ漫才。「我が家」は、今の段階ではよくやったと思います。とにかく「立ち位置を入れ替える展開」を定着させただけで、この人たちは歴史に残ったんですよ。これだけで食っていけてもおかしくないくらいですよ。その代わり、この展開をわざと壊してどうなる時期でもないし、かといってコントをやっても結果は下回っただろうから、これでよかったんだと思います。


・流れ星「ゲートボール」
漫才。とにかく超人的にバカバカしくて、勢いがあって、最高。何も言うことないです。


東京03「商品開発会議」
コント。これ、すごく面白いじゃん!! これも点数の低さが納得いかん。Bコースより低いという事実に、考え込んでしまった。


・Bコース「バレーボール」
Bコース、かなり好きですが、正直ファイナル進出には驚いた。とにかくこの人たちは、たとえば笑い飯トータルテンボスのようなのびしろというか、進化の余地というか、そういうのがまったく感じられない芸風だから。非常に80年代っぽいんだよなあ。往年の「ヒップアップ」みたいなさあ。
「ヒップアップ」、好きだったし、コント赤信号と並び称されるのも納得いっていたけど、これは展開のしようのないパターンだなとは思っていたから。まあそんな印象でした。


トータルテンボス「旅行代理店」
漫才。M-1でやったネタをやっていた。横綱相撲的な意識があったかもしれないけど、結果は4位であぶないあぶない。
何度も観たから思うが、最後の方の、バカな旅行代理店の言うことを全部肯定するくだり、すごくわかりにくい。普通に終わってもいいんじゃないかと思う。


まあ事前予想としては前年チャンピオンのノンスタ、それと三拍子、タイムマシーン3号、流れ星、くらいな感じかなあ。
それにしてもオンバトはいつも予想つかないので何とも言えないですけどね。


Aブロックは半分しか観られなかったんだけど、「ななめ45°」と「響」がすごく面白かったので、セミファイナル出ないのが残念です。
とくに私は「響」をすごく買ってるんですよ。