やりすぎコージー〜3/25

野性爆弾」のロッシーが、「生きている」、「家族だ」と言い張っているふくろうのぬいぐるみ「ホウホウ」を強烈にアピール、
またロッシーの考えたゲームやクイズなどを次々と披露する、ロッシーメインの約40分間。


すごいな!! この番組はもう伝説の領域だろ!!
正式名称忘れたが、「くまたたっきーん」だっけ? あれすごい。成人男性の思いつく発想じゃないな。真の意味で少年の心を持ってないと思いつかないだろう、あれは。


追記
正式名称は「くまタタキーン」、それを紳士っぽくやるのが「紳士でもハジけて見たいねん!NAW」だとわかりました。ネットってすばらしい。
それにしても「紳士でもハジけて見たいねん!NAW」はすごすぎた。もちろん芸能界の内情など知るよしもないが、吉本は巨大であるだけに内外から嫌われている部分もあるだろう。しかし、HG、増谷キートン椿鬼奴ムーディ勝山、そしてテレビ番組「やりすぎコージー」を観ていると、やはりその底力に愕然とさせられる。イメージ的には「80年代ジャンプ」の無敵時代を連想させる。


少年ジャンプのかつてのすごさは、「絵がヘタでも企画が時代と合ってなくても、とにかく連載させる」ということであった。小林よしのりの絵なんかほとんどラクガキだったし、人気は出なかったが南方熊楠の少年時代なんて、だれが少年誌でやろうと思ったか?
まあ「吉本」でくくっちゃうのもそれはそれで雑駁すぎるのだろうが、それにしても小さい事務所やフリーでやってそうなわけのわからない芸人まで所属を見ると「吉本」になっている、その恐ろしさはもう少し続くだろう(そして、ある日突然インフレ化する危険性ももちろんある)。

のうぎょうじっしゅうせいの話

該当記事は、イヤすぎてほとんどナナメ読みしてしまいました。
まあいったいどういう田舎と都会の、あるいは農業とそれ以外の職業との格差でそうなったのかは真剣に考えてみる必要はあると思いますが(田舎だからこうなった、ってだけじゃなくてね)、
思うのはねえ、みんな「こういうの」がイヤだから都会に来たんですよ。
戦後、60年かけてみんな都会にやってきた。


そして都会はファスト風土化したんですよ(「ファスト風土」ってネーミングはダサいなあ。何とかならんのか?)。


だからひるがえって考えるのは、自分が何かぬくもりが欲しいと思ったときに、それは何なんだということだよね。
単に我々のじいさんやばあさんが「イヤだから」って捨ててきたものを安易に取り戻したいだけなのか。それを考え直したい、ということなんです。
そういう、過去の共同体回帰でもない、自尊心だけで一人で生きるというやせ我慢でもない、「第三の道」を模索しないといけないということですよ。都会人は(特に独身男性は。独身女性のことは知らん。自分が女じゃないから)。


都会の話になるけど、実際尋常じゃないくらい殺伐としてますよ。
だけど、それはもう30年、40年前から折り込み済みのことだったんだよねえ。


だから、仕切り直してうるおいを取り戻せるか、まったく新しい人間関係を取り結ぶことができるのか、というのが前向きな考え方、なのかな。


それと、上記のような制度がまかりとおっている背景には、「なあなあで通ってきた」という現実もあるはず。
要するにせまられてくっついちゃって妊娠したからまあ結婚しようみたいな、そういう人も何人かはいたんだろうし、それが都会/田舎かぎらずモラルとして存在しているということ。
ただし、「そういうのが絶対にイヤだ」という人もいる。
「そういうのが絶対にイヤ」という人は、そういう「なあなあ」地獄の現実についても考えなきゃならない。


さらにもうひとつ、「なあなあ」で通ってきたとすれば、それすらに亀裂が入るほど田舎と田舎以外で人間関係が断絶しているということも考えられる。
私は「なあなあ」を何でもかんでも害悪とは思っていない。むしろ、制度の問題というより明文化されない「雰囲気」、「空気」が保たれていたのに、それがいつの間にか保たれなくなる、そういう「空気」を、「なあなあ」で済ましている人々が読んでいかないといけないということ。
まあそれが面倒くさいから「なあなあ」になるという矛盾はあるんだけどね。

加護ちゃん、あいぼん問題

2ちゃんねる週刊現代の画像は観たけどね……。
自分は、基本的にはアイドルって夢を売る商売だから、あんまりぶっちゃけられてもなあ、っていうのがあるんだけど、


今回の件は、もういいわ……。
何が「もういい」なのかというと、
もう「何が正しい」のかわからなくなっちゃってくるでしょここまで来ると。
パパラッチも「喫煙は法律違反」とか言うけどさあ、
隠れてタバコ吸ってんのと、その人間の人生を決定してしまうのぞき見を発表してしまうのと、
どっちが正しいかというのは自分はもうわからんよ。


そもそも、そりゃ法律違反かもしれんけど、19歳のものすごくかわいい女の子としては、
やってることはそれほど罪ってわけでもないじゃない。
それで人生が左右される、っていうのがもうわからない。


たとえばさあ、芸能界はものすごく悪いところで、事務所は常に言論を圧殺できる権力を持ってて、というのなら、なんか納得がいかないけどまあそれはそれでいいよ。
稲垣メンバー」って言ったら、それを聞いた全員が何が間違っていて何が正しいのか、いくらとりつくろったってわかってるから。
でも、そういう部分でもなんかグダグダでしょ? ちょっと前のFRIDAYに復帰を匂わせる記事が載って、その後に今回のコレが出るっていうのは。
何か、すごくどうでもいいところで物事が左右されている気がしてならない。


まあやったことは悪いことは悪いと思うけど、じゃあそれを糾弾するであろう一般人がどんだけ善人なのかよ、とも思ってしまう。
芸能人としての特権をふりかざすような、世間の嫉妬を買うような事件でもないし。


世間的には「1回目は許すが、2回目は許さない」ってことになるんだろうけど、
個人的には「1回目はまあ謹慎してしょうがないとして、2回目は許してやれば?」って思っちゃう。


なんかこうね、是々非々の基準がスッキリしない(そりゃあ、いちばん厳しい観点に立ったらスッキリしますけどね)。