石原豪人展

石原豪人展に行く。
ある世代まではまさしく郷愁の対象であるイラストレーター。
怪物、探偵小説の挿し絵、ホモ、SM、アヤしいものは何でも書いている。


そのあまりにも「濃い」画風が、80年代には一般誌では敬遠されていたらしいが、竹熊健太郎氏が仕事を依頼したかなんだかの関係で90年代に復活。今思うと「石原豪人風」の「少年マガジン風」な雑誌の特集記事のイラストは、モノホンの石原豪人が描いていたのね。


つまり、セルフパロディをすることになったわけだが、石原豪人本人にもおそらく茶目っ気というかユーモアが備わっていたところが、また90年代的で面白いんである。


ヘアヌードブームのときのホットドッグ・プレスかなんかの記事で、石原豪人画の高岡早紀を発見。ワンカットでしたが。