うたばん

H.P.オールスターズ。まあ何人かはいなかったので、本当のオールスターというわけではないけど。
笑いすぎて腹痛かった。「うたばん」としてひさびさに面白かったなあ。
当たり前といえば当たり前なんだけどね。ハロプロを使ったうたばんの集大成的な内容だったわけで。
でもその中心には保田がいるんだ。あの巨大な中華料理の回転テーブルみたいのの中心には、ホントは保田がいるんだよな。


各所面白かったんだが、個人的には「後浦なつみ」がらみの松浦へのツッコミが面白くてしょうがない。
ここまで彼女がツッこまれているのを見たことがないからなあ。
後浦なつみ」というグループの座りとしても、松浦はバランス的に引かないので、どっかに弱みがないと面白みもないから。


冒頭、後藤の和太鼓の話題でとつぜん手を挙げた斎藤にびっくりしたが、そういえば和太鼓やってたんですね。


美勇伝・三好に対する石橋の「台湾マッサージの人?」が死ぬほど面白かった。それは気づかなかった。確かに、どっか東洋人というか大陸っぽい感じがするんだよね。向こうの美人って感じがする。でも理由はわからん。


辻の曲紹介でトークコーナーはシメ。辻やっぱり天才だった。「辻が最後の最後でかむ(あるいは間違える)」というのを、私の見たかぎりでは「めちゃイケ」の「これはこれでええやん」、「バカのトッププロの起立、着席」と今まで2回見てきたが、これで3回目。


これがねえ。狙っているようには見えないんだよねホントに。
単に狙ってるっていうんじゃなくて、「ハプニングを自分から呼び込む」っていうのか、そういう「神」に身をゆだねるという方法もあると思うんだけど、辻の場合それすら期待していないのではないか。
そういうのを期待していない状態で、呼び込んでくる。


今、ちょうど「バキ」でやってる、「攻撃されたときにも脱力」という技の領域に達してるねえ。


それの正反対で、ちょっと技におぼれちゃったかな、というのが今回の石川梨華さんかなあ。「ギター侍」で自虐ネタをやったんだけど。
「バキ」的に言えば、「剛」の方向で行きすぎたかなと。
でも、好調ゆえの勇み足であって、あれはこの時期の石川梨華にとっては、まあ許される範囲かな。


「矢口の写真集に対して、石橋にツッこまれ」っていうパターンも大好きなんだよね。
「うたばん」って、矢口にとってホーム寄りなんだけど微妙にアウェイ的な感じな気がする。
その辺の、矢口の距離の取り方とかが、個人的には好きなんです。


インタビューに答えられる、椅子の回転の止め方を「やらせ」という言葉を使わずに「感覚で見てますよね」だっけ? ああいう遠回しな言い方したのも面白かった。


で、高橋はあいかわらず高橋だった(笑)。


まさにハロプロ梁山泊。昔の番長マンガで全国の番長が集結するシーンを思い起こさせた。


あと、ハロプロと関係ないがEvery Little Thingのいっくんのマジックショーが異様に面白かった。
あの独特のリズムは何なんだ。「テレビに慣れている人が、いつもやっていること以外のことをやらされて、でもなぜかマイペースでやっている」リズムだった。