ニュースな本棚

ニュースな本棚「私たちは死んでいく」

人は皆、死にます。しかし、私たちは死を禁忌として捉え、どこか目を背けてしまっているようにも思えます。精神的な側面をできるだけ排して、即物的に、ドライに、死について考えてみました。


スズキトモユさんのすごいところは、わりと扱ってる本とかがイヤ物件というか、ダークな気持ちにさせるものが多いんだけど「どうだ、ダークだろう」みたいな、百舌のはやにえのカエルを見つけてきてうりゃうりゃと顔に突きつけてくるような、そういうテイストが微塵もないところだと思う。


たとえるなら、なんだろーなー。「実話ナックルズ」よりは、日曜日の深夜にやってるドキュメンタリーというか。どうもうまくたとえられないけど。