ポップジャム〜肉体は正直なEROS

そういえば書き忘れてた。
まあ、AVや着エロがこれだけ発達している昨今、それのみを抽出すれば「そういうこともあるかな」という感じではあるが、「メロン記念日」とか「ハロプロ」という枠内での相対評価としては、この振り付けはかなりビックリでしょう。


とくに柴田あゆみには、なんかこう見てはいけないもの感というか、パッとしない清純派アイドルが突然GOROあたりで脱いじゃったときのいたたまれなさというか(注:柴田さんがパッとしてないという意味ではない)が横溢してて、こういうのは今までなかったなぁ。
ホラ、なんか最近ラッパーの人とかがセクシーな女の人をダンサーにして、抱き合ったりエロエロなポーズをさせたりするでしょう。
それとは逆ベクトルのエロさというか。


ただ、振り付けの大胆さに比べて楽曲は「普通」。専門的にはどうか知らないが、少なくともテレビでは映えない。つんくがハマっちゃったときの仕事というか……。


ところで、昔ばなしですが「アイドルが脱いだ」という衝撃度で売った人として、いちばん悲惨な感じがしたのが甲斐智恵美でしたね。とにかく写真のコンセプトが暗いんですよ。「アイドルが脱ぐ」というのは、どういうふうに言い訳したって一種の手詰まりから来ている(少なくとも宮沢りえの「サンタフェ」以前は)のに、それをそのまま写真で表現してどうするという感じでした。


今は、そんな戦略ミス(だと思うよ、あれは)はもう見られなくなったけど。
遠い昔の話です。