ゲンセキ〜7/21

「女芸人特集。」ちょっと人数が多すぎて、そのぶんネタがカットされすぎという気がした。


サンゴ礁
女性三人組。コント。「小学生3人がリズムに合わせてなんかいろいろやる」という感じ。
結成期間が短いせいもあってか、ものすごくこなれてない印象。3人のポテンシャルはあるのかもしれないけど、このパターンでは活かされない気がする。


ハリセンボン
コンビ。コント「合コン。」
「ぶちぬき」で知った二人だけど、あっちでは1分くらいしか時間が与えられず、じわじわくるタイプのこの二人は苦戦している印象だった。が、今回はキチンと時間をとってネタをやって、想像どおりの雰囲気だったので嬉しくなった。今も面白いけど、ぜったいもっと面白くなるはず。


カリカナタ
ピン芸人。「から騒ぎ」に出ていたっていうのは知らなかったなあ。以前に見たときはすべて紙芝居ネタだったので紙芝居をやるのかと思ったら、だいたひかる系統の、ブリッジの合間にフレーズを挟むというパターン。紙芝居やればよかったのに……正直、テレビで観るかぎりいつここ・鉄拳以降の紙芝居ネタでいちばん見込みのあるのってこの人ですよ。
まあ、「10月からのコント番組の候補を選ぶ」という番組コンセプトでは紙芝居はできないか……。


小泉エリ&トモ
コンビのマジシャンだが、片方がまったくマジックをやらず、ただのにぎやかしなのが特徴。
それと、チアガールみたいな衣装で二人ともアイドル系のルックス。
私はこの人たち、好きですね。まず組ませた人が偉いと思います。「ただ騒いでるだけ」の方に、完全にベクトルを移せばこの番組的な、メタマジックみたいになるんだろうけど、たぶんこの人たちはそうはならないだろうし、それでいいと思います。
カンケイないですが、衣装から何となくくるみみるくを思い出してしまった。


ふゆ〜ず
「オセロの妹分」という触れ込みのコンビ。片方のバイオリンに合わせて、もう片方がバカ歌を歌う、という形式だけど、どうもなあ……むずかしいですねこういうのは。ただ、かわいらしさはあるよね。


梅小鉢
コンビ。コント「足ツボマッサージ。」あまりに短すぎて、これでは評価のしようがありません。「クロちゃんに付き合っていると勘違いされている」という方の女性は、何となく声優によくいそうなタイプの人だと思いました。「アイドルみたいにかわいいわけではないけど、男好きする」という男にも女にも危険なタイプと見た。


人気投票上位二人がゲンセキ大集合SPに出演できる。
二位はサンゴ礁、一位はハリセンボン。
ハリセンボンは鉄板だと思ってましたが、サンゴ礁は悪いけど意外でした。たぶんうまさから言ったら梅小鉢なんでしょうけどね。