みうらじゅんはオタクかサブカルか?

みうらじゅんはオタクかサブカルか?刺身☆ブーメラン(金子健介)のはてなダイアリー

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私の考えでは完全にサブカルの人です。サブカルの星です。
というのは、最近私が「オタク」とか「サブカル」っていうのは、その考え方だとか行動原理の違いなどの部分よりも、「そういうコミュニティに所属しているかどうか」の違いだと思ってるからです。
みうらじゅんには「おれたちオタクはこういう考えはしない」とか「こういう行動はしない」とか「そもそもオタクっていうのはこういうもんです」みたいな部分があんまりないでしょ。
でもサブカルのコミュニティには所属してそうだから、サブカル
正確に言うと、サブカルの人にオタク的なものを説明する役割を担っていた気がします。


私のイメージで言うと、みうらじゅんって「ロックの人」ですね。「オタク(オタク的趣味ではなく、オタクという人種)」の代弁者という意識はまったくないだろうけど、「ロックとはこういうものである」ということはかなり考えているのではないかと思う。


あと、あの人ロリコン大っ嫌いなんだよね。「あらゆる性的嗜好は許すけど、ロリコンだけは許せない」ってどこかに書いてた。なんかテレビの感想を書いた本に。


オタクにねえ、「ロリコン許せねえ」って人はそんなにいないんじゃないかと。興味自体がなくても「まあいいんじゃないの」みたいな感じで。


それと「おたく」、「オタク」の呼称ですが、確か岡田斗司夫氏が「オタク」というふうに意図的に使ってますね。「オタク学入門」あたりで、新しい概念に読み替えようという意味で。
「おたく」は大塚英志氏が通して使ってます。この人も、逆に「おたく→オタク」という概念の読み替えが気にくわないんでわざとそのように表記しているフシがありますな。