オタク

萌えとツンデレ、足したらモエツン

http://d.hatena.ne.jp/toronei/20060204/M http://d.hatena.ne.jp/nittagoro/20060204#p1 http://d.hatena.ne.jp/nittagoro/20060204#p2 まあツンデレについては前からあったと言われて、「たとえば『きまぐれオレンジロードの鮎川』」と言われてポンと膝を…

「ツンデレ」とは攻め/受けの関係性の零落した姿かもね

やおい関連で「だれが攻め、だれが受け」などというらしい。しかしこれは当然、男/男でなく、女/女でも男/女でも成立するはずである(女/男でもいい)。 女/女で、カップリングや攻め/受けの関係がイメージの遊びとして取り沙汰されたのがモーヲタの間…

「ツンデレ」とか出てきたらもう自分にとってこの世は終わり宣言

この年になって「燃えよ剣」を読んだ。理由は、NHKで去年だか一昨年だかに新選組のドラマをやっていて、2、3回見てもだれがだれだかサッパリわからなかったからだ。だが「燃えよ剣」を読んだから、もうある程度わかる。 きっと「銀河烈風バクシンガー」を…

嫌オタク流への反応

「あー、ついに出ちゃった(゚Д゚)、ペッ」 嫌オタク流(アキバblog) 「嫌オタク流」感想リンク(すこやか日記) 「嫌オタク流」という本そのもののタイトルも釣りっぽいが、アキバblogのタイトルも釣りだから気を付けろ。 嫌オタク流作者: 中原昌也,高橋ヨシ…

TVチャンピオンを落ち穂拾い的に

これの続き。落ち穂拾い的に。 「袖が長いほど萌える」と言っていて「萌え袖」と名付けていた。 「裕木奈江か、斉藤由貴が最初に始めたと諸説ある」と言っていたが、少女マンガにはその前からあったような気が何となくする……。 「裸にワイシャツ」とかも、読…

書き忘れてた近未来予言

下のエントリで書き忘れた。 何で悲観的になるかというと、私が予想している近未来像があって、 はずれてほしいと思っています。悪い方に悪い方に考えちゃうんで。 別に取材とか調査とかしてないけど、何となく最近感じることから感覚的に予言します。 まず…

嫌オタク流

嫌オタク流作者: 中原昌也,高橋ヨシキ,海猫沢めろん,更科修一郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2006/01/24メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 120回この商品を含むブログ (145件) を見る ここでタイトルと目次を見ただけで連想したこととはぜんぜん違う…

珍カンフーVS変ニンジャ・激闘!ナイト〜1/21

数あるカンフー映画からバカな拳法・珍対決場面を厳選、奇怪なニンジャの活躍、変な忍法をピック・アップ、カンフーとニンジャの珍味をみんなで味わいつくしましょう!!珍なカンフー映画とヘンな忍者映画のトーク・ライブ。 ゲスト:ファンロード編集長:浜…

でたどると過去のオタク論、

オタク論は繰り返される

私も、読んでいない本の目次をたたき台にして長文を書きすぎてしまったと思っています。 前のコメントにも書きましたが、いい本になっていればいいなと願っています。 (ですんで、以下の文章はもう「嫌オタク流」とは関係ないです) あと「70年代半ばにすべ…

嫌オタク流

http://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7783-1001-2.html 上記の目次しか見てないけど、すごい感慨があるよなあ。 いやたぶん出ているメンツはかなりたいした人で、言っていることはかなり正論なんだろうなと思うし、 出版企画としても面白いと思うんだけど。 な…

オタクエリート

けっきょくどんな内容だったんだろう。オタクエリート No.01出版社/メーカー: ビブロス発売日: 2005/12/28メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブログ (30件) を見る

モエモエ談義3

自分で書いていて思ったのだが、自分は「萌え」よりも80年代の「アニメ絵」にこだわりがあるんですよ。 正確には70年代後半から80年代くらいに(マンガの中に)だんだんと出来てきた画風ですよね。 それは自分としてはいくら強調してもしたりない出来事だっ…

モエモエ談義

このシンポジウムは、会場の参加者が携帯電話を利用して投票できるシステムが設けられており、早速その設問が登場。高橋留美子氏の代表作のひとつで、少年誌系では学園ラブコメの元祖といえる『うる星やつら』についての投票が行われた。同作品は、「萌えか…

モエモエ談義2

下のエントリはなんだかダラ書きしてまとまりが悪いので、私の「萌え」に対する疑問点を箇条書きにしておきます。 ・少年マンガ史的には、『作品内に登場するかわいい女の子』として70年代後半から段階的に記号化されたのがいわゆる『アニメ絵』の美少女であ…

オタクエリート

http://homepage3.nifty.com/sasakibara/ 「【オタク】の矮小化」という表現は、かつては矮小化されていなかった本来のすばらしい【オタク】というものがあり、それが現在、偏った者たちによって貶められているということを意味する。それは、明白な嘘である…

趣味の「量」問題

えーと、どこかの掲示板で目にして、別にバトルになってるとかそこの発端となる書き込みに強い異議があるというわけでもないんだけど、メモ的に書いておく。 趣味(読書とか音楽鑑賞など)で、どのくらいの量をおさえるべきかというのは、繰り返し議論になる…

ときどきセンチになるけれど……。

趣味的には立て込んでいた9月を過ぎ、すっかり虚脱状態です。 「シュミをどの程度整えていくか」というのは、中年以上になったらどんどん深刻化していきます。 自然体で「一年間に映画200本観てます」とか、「本を200冊読んでます」っていう人は別にして、 …

あたまがおもい

散らかし放題やりたい放題、「こわしたい放題」もよろしく! という私でありますので、 部屋が散らかってようが何だろうが関係ないんですが、 「自分の枕元、あるいは寝た状態での頭の横の部分に本を積み上げておくと、気が狂いそうになる」 ということを発…

やっとamazonで「と学会年鑑Rose」と学会:著(2005、楽工社)取り扱い

ずっと「在庫切れ」状態が続いていましたが、やっと取り扱いが始まったようです。 ぜひ買ってください。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063003/funukekyowako-22/249-0011891-8028300

フレンチメイド問題

先日、「『エマ』などのマンガ的な面白さは別にして、最近の妄想界におけるヴィクトリア朝のメイド絶対主義みたいなのが納得できない。少なくともファンタジー世界のメイドはエロくてナンボ」とどこかに書いたら、 「エロいメイドは『フレンチメイド』って言…

コミケ終了

夏コミ終了。「夏コミケ」と表記すると、とたんにコミケに慣れていない人っぽい印象になるのはどうしてなのか。 以下は、ミクシィ日記とのマルチポスト。 確か去年の冬コミには参加していないので、1年ぶり。 今回の新刊は、私の長い同人歴においていろんな…

コミケがテレビに

えーと、昨日だったかな。みのもんたの早朝番組でコミケの模様が映し出された。アレは何日目ですか? わかる人はわかるのかな。 報道の文脈は何となく「電車男の元ネタってコレですよ」的な感じと、具体的には「萌え」の経済効果。 オタク市場が2800億円とい…

夏コミ告知

夏コミ、8月14日(日)、西地区、へ09a、WAIWAIスタジオ。 新刊出る予定です。 今回の新刊はネットでマンガサイトをやっている方々6名に原稿を依頼させていただきました。 小杉あやさん(小杉のお庭) http://www.asahi-net.or.jp/~ee3a-nrsw/しば…

【書籍】・「ユリイカ8月臨時増刊号 総特集オタクVSサブカル!」 責任編集:加野瀬未友+ばるぼら(2005、青土社)

以下のテキストは、某所とマルチポストにしてます。まったく同じです。 タイトルどおりの本。こういう本って出たときに買っておかないと後で入手したいと思ってもたいへんに苦労することになるので、「後でいいや」とか思わないで速攻買ったというのはある。…

「おたく」、「オタク」関連続き

ここから、オタク関連書籍の続き。 ・「トンデモ創世記」 唐沢俊一・志水一夫両氏(扶桑社文庫) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594036236/funukekyowako-22 もともとが1999年刊。「オタク文化の行方を語る」がサブタイトルだったよう(すいま…

ついでに、みうらじゅんが怪獣マニアだという話

……は、私も知ってます。 アニメと怪獣はどうも趣味的にはSFマニアと混然としていたものが、70年代か80年代の半ばで分離していったという経緯があるようです。 サブカル関連で言うなら、80年代前半の「東京おとな倶楽部」で怪獣特集をやってますし、80年代…

みうらじゅんがロリコンだったという話

http://d.hatena.ne.jp/Kowalski/20050806#1123282707 なあーんと。でも、原典を確かめられないので申し訳ないけどamazonで検索したら、みうらじゅんがテレビについてだけ書いた本って「オレに言わせりゃTV」だけだから、たぶんそれで「ロリコン許せない」っ…

みうらじゅんはオタクかサブカルか?

みうらじゅんはオタクかサブカルか?(刺身☆ブーメラン(金子健介)のはてなダイアリー)http://d.hatena.ne.jp/toronei/20050804/Q 私の考えでは完全にサブカルの人です。サブカルの星です。 というのは、最近私が「オタク」とか「サブカル」っていうのは、…

「おたく」と「オタク」の表記

http://d.hatena.ne.jp/a666666/20050805/1123213400 もともとは「おたく」、「お宅」が先だったような。 だって、主婦が「お宅はどうざます?」みたいに言うのを青年がマネしている奇妙さ、が指摘されたわけで。それが80年代半ばの話。 書籍で言えば、 別冊…