ついでに、みうらじゅんが怪獣マニアだという話

……は、私も知ってます。
アニメと怪獣はどうも趣味的にはSFマニアと混然としていたものが、70年代か80年代の半ばで分離していったという経緯があるようです。
サブカル関連で言うなら、80年代前半の「東京おとな倶楽部」で怪獣特集をやってますし、80年代後半の「ウルトラQ」、「ウルトラマン」の再放送を「泉麻人のウルトラ倶楽部」と題し、解説が泉麻人だったこともあります。


みうらじゅんはオタクで言ったらオタク第一世代に入ると思いますが、この辺は若い頃と現在とでスタンスが違っていたり、あるいは貫いていたり、「映画秘宝」的なB級映画を喜んで観ていたり逆に歯牙にもかけていなかったりと、本当にいろいろなんですよねえ。
まあ今で言ったら「『キル・ビル』を認めるかどうか」がオタクの美意識の基準のひとつになってたりして。


でも、私はみうらじゅんは結果的に、80年代後半以降のオタクコミュニティとはあまりカンケイないところにいたという点でやっぱりサブカル系統の人だと思っています。