やりすぎコージー〜10/2

今さらこんなことを言うのも何ですが……。
この番組、すごく面白い!
「土曜の深夜」という、人間がもっとも油断している時間帯であること、前番組の「やりにげコージー」が、まあ「そこそこ」な感じの番組だったことなどからそんなに熱心に見ていなかったんだけど、9/25と10/2のぶんをまとめて見てすごいと思ったわ。


まず冒頭、今田、東野、千原兄弟のフリートークが5分近く続くのがすごい。それがまたものすごく面白い。10/2、「24時間テレビ」で共演した木村拓哉を「スーパータレントだ」とえんえん絶賛する東野。
キムタクのタレントとしてのクレバーぶりはよく指摘されることではあるけど、同業者の目から見るコメントは説得力あるわぁ。


千原兄がアラーキー風のカメラマンに扮してグラビアアイドルを撮る「アニーキー」なるコーナーでは、9/25分ではブラまで取らせてるし。「実家でグラビアアイドルにスケスケ体操服を着せたうえ、水着の上は取らせて窓から外を覗いているところを家の外から取る」って、すごいな(笑)。


また、後ろのひな壇にはグラビアアイドルが何人も座っていて、番組後半に商品のCMを読まされる。
噛んだら罰ゲームとして、舌に用途不明の巨大洗濯ばさみをはさまれる……というのも、直接的ではないにしろ、昨今地上波ではすっかり見られなくなった「女の子にエッチな罰ゲーム」ですよ。
さらに、女の子の舌に洗濯ばさみを挟むのが番組マスコットの着ぐるみのパンダ。


やっぱり個人的にはこういう「ショー」的側面を強調したもの、どこかにカチッとしたコーナー性みたいなものがきちんとあるテレビ番組にホント弱い(まあ、番組全体はそんなにカチッとしてるわけじゃないけど、なんか「着ぐるみのパンダがマスコット」とかそういう「ショー的部分」みたいなところに過剰に反応してしまう自分がいるわけで)。


今田・東野って、バレエティでサポート的な存在であることが多いから彼ら中心の番組に飢えてるとか、関東モンは千原兄弟のポテンシャルをまだ知らないとか、基本的に自分がテレ東びいきということはあるにせよ、だ。
ことさらに奇をてらおうとか予算がかかってるとか「深夜ならではの自由度」とか、そういうものと無縁なところでこれだけの面白さが出せるっていうのは、素直にすごいと思うわ。