100人目のバカ〜10/25

はてなのキーワードによると、

『登竜門・ニューカマーズ』という毎回全く別の番組を放送する、実験的なワクの87番目として公開。バカ(一般人)にバカを紹介してもらい、100人芋づる式に紹介するというもの。出演者に関根勤倉田真由美斉藤麻衣子(フジテレビアナウンサー)。その他、ビビる大木が番組レポーターとして登場。


へー、87回もやってるんだ、こんなような特番。
往年の「元気が出るTV」に出てくる奇人変人、あるいは番組改編期にたけし司会でときどきやってたナントカ偉人伝だっけ? 偉人をキーワードに改編のドサクサで本当に危ない人を出しちゃおうという番組。
ああいうのを思い出して、最初は自分の中で盛り上がった。


司会が、テレビに出たがる素人に対して視線の暖かい関根勤と、「だめんずうぉーかー」のくらたまというのも人選では妥当なんだろうね。
また、「狙ってやってるバカ」としてプロレスの「ますだまつり」というのをいちばんキモに持っていったのも、これまた妥当なんだろうな(コレは面白かった)。


でも、ビビる大木のレポートに愛情は感じられなかったなぁ。
「TVチャンピオン」の「アキバ王」でレポーターやってたジョーダンズの山崎もそうだったけどさあ。
なんかこういう人たちって、「バカ」を小馬鹿にしているというより、潜在的な「テレビで目立てる人」に対するライバル意識が出て来ちゃうんじゃないかと思うんだよ。
でもそんな根性がいかに矮小かということは、「元気」の高田純次を見たりするとわかるんだよ。


あと、やっぱり天然の人と、ねらってる人と、天然とねらってるのの中間の人をぜんぶ「バカ」という同じカテゴリに入れるのは無理があるよなあ。
なんかこう、見ている方がなんだかわからないうちにすごいスピードで通り過ぎるくらいの勢いがないと。


まあ、関根さんのフォローで救われたような感じだったな。
くらたまは、また理性がありすぎるし(笑)(まあ、あんだけ冷静だからベストセラー描けたんだろうけど)。