M-1決勝進出者決定その2

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アジアン(吉本興業 大阪)
麒麟(吉本興業 大阪)
品川庄司(吉本興業 東京)
タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
南海キャンディーズ(吉本興業 大阪)
ブラックマヨネーズ(吉本興業 大阪)
笑い飯(吉本興業 大阪)


で、まあ話が逸れたので実際の優勝予想を、これまでの経過を知らない状態で無謀ながらやってみようと思います。
その予想には、とうぜん「テレビ的おとしどころ」とは何かという手法を使います。


まず、千鳥が入ってないのがショックでした。
私、何にも見ない状態で「千鳥優勝!」ってずっと思っていたから……。
千鳥かチュートリアルと思っていましたから。
なぜかというと、千鳥はここ数年、トップバッターで会場のあっため役みたいになってたんですよね。だから「あの千鳥が、今回は実力発揮!」といったテレビ的なドラマ性があるということがひとつ。
後はここ1年で見たネタ見たネタぜんぶ面白かったということ。ま、個人的な感想ですけどね。


チュートリアルは、漫才の数はテレビでそれほど見られませんでしたが「オンバト」でコントやってたときよりぜんぜん面白かったし、名前が売れてバラエティに進出してもすぐにできる、と思ったんですよね。
このイベントが、いったいどういう芸人を育成したいのかという問題があるんですが、とりあえず技能的に漫才がうまいだけ、というのではないタレントを育てたいのならチュートリアルはありえると思います。


ま、私がいちばん好きなのは南キャンなんですが、いかんせんテレビで見たネタでこの1年、定番となりうるものがひとつもなかったことは危険信号でございます。
笑い飯も同じことが言えて、初見の衝撃以上のものがまだないなあというのもある。また、笑い飯は(これまたテレビ的には)「常に優勝を逃す善戦コンビ」として名を売った方がいいのでは、という気もあります。とにかく波が大きいんで。


品庄は、「登竜門」かなんかで見たアンタッチャブルみたいなキレ芸漫才があまりに面白かったので納得する部分はあります。あれをやって勝ち上がってきたかどうかはわからないんですけど。他の3組に関してもおそらく順当で、異論はありません。


敗者復活に関しては、一度だけ見た天津がかなり強烈だったので天津、千鳥、とろサーモン、ポイズンあたりを予想しています。イシバシハザマとかオリエンタルラジオはどうなんでしょうね?
もしテレビ的とか関係ない完全ガチとして審査していたとしても、多少はテレビのことを考えて欲しい。
現状の決勝進出者の中では関東であまり見られないコンビはブラマヨしかいないんで、関東側からの勝手な注文ですともうちょっと新鮮な人を見たいなというのはあります。


あ、それと三拍子、流れ星、号泣、5番6番はみごとにぜんぶ落ちてしまいました。あー。
そして注目はタイムマシーン3号ですよ。正直、優勝はないと思いますがどこまで記憶に残ることができるかですね。まあ東京かどうかっつったら品庄もいるんですが、何となく関東色が強いのってタイムマシーン3号かなと思うんで、どういうふうに評価されるのかが楽しみです。