「オタクを萌えさせる職人”フィギュア王”決戦」 TVチャンピオン〜1/26

「萌えフィギュア」にテーマを絞って原型師が競う。
面白かった。マスクして人体の骨格図を見て「ここを切断します」って言って「手術ですか!?」って言われたり。
ガーターベルトのベルトが太もものどこの位置に来るか」とか「ストッキングのナイロン」とか「うずくまったときに出るあばら骨」とかどんどんパーツの話、フェチックな話になっていってて。


優勝した人は、以前ロフトプラスワンのイベントで実際につくるところを見たんだけど、本当にすごい速さで簡単につくってしまうんですよね。で、準決勝の「萌えないタレントを萌えキャラにする」のところで思ったんだけど、
島本和彦の「ガレキの翔」で石彫刻と対決したとき、あれとまったく同じで「躍動感のある、身体をいっぱいつかった方がウケる」という法則が働いていたのでなるほどと思った。


決勝も対照的に、優勝した人=躍動感のあるポーズ(大沢あかねがモデル)、優勝を逃した人=うずくまった静かなポーズ(加藤夏希がモデル)で、やっぱり躍動感のあるポーズの方がウケていた。
でも優勝できなかった人はうずくまりポーズとそれによる後ろ姿にこだわりがあったみたいで、それはすごい伝わってきたんですけどね。
大沢あかねをつくった人は似顔フィギュアをつくっている人なんだけど、ちゃんと大沢あかねに似せて、なおかつかわいくつくっているのがすごかった。後はまあ、タレントをフィギュア化するときに巨乳にするのはお約束みたいな部分もあるんだろうけど、大沢あかねが隠れ巨乳だっていうのはたぶん知っててつくっているのであろう。
あと小さな大沢親分もつくってたけど、そっちの方がもっといきいきしてたりした。

大沢あかね サンキュ

大沢あかね サンキュ

加藤夏希写真集 Beauty Genius[BOX 特典付き]

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最後にスタジオで「大橋未歩アナのフィギュアどうですか?」って言われて「大橋アナつくりたいんッスよねえ……」ってかなり本気っぽく言っていたのが良かった。セクハラ的な意図は皆無なんだけど、大橋アナが言葉でセクハラされたっぽい表情をしていて、「やりすぎコージー」を毎週見ている者としてはこの人はやっぱり軽く言葉で攻められてナンボだなと(笑)。
しかしホントにこういうこと言う人、少なくなったよなぁ。それはもうこの世は終わりというサイン。


あ、あとTVチャンピオンの「手先が器用」系のやつを見ていていつも思うんだけど、自分は手先が器用じゃないんだ、って悟った時点で人生の90パーセントが終わってしまったんですよ。
いつも「あ、そういえばおれの人生、終わったんだ」って思い出す。