書き忘れてた近未来予言

下のエントリで書き忘れた。
何で悲観的になるかというと、私が予想している近未来像があって、
はずれてほしいと思っています。悪い方に悪い方に考えちゃうんで。


別に取材とか調査とかしてないけど、何となく最近感じることから感覚的に予言します。


まず、格差社会の過渡期として、ものすごい殺伐とした世の中になると思います。
たとえば地域によって明確に所得の差が出てしまうとか。
現状でも多少そういうことはあるかもしれないけど、少なくとも首都圏では今のところないわけですよ。
「北千住は東京じゃありません」とか言っても笑ってすませられるけど、
だんだんそうじゃなくなっていくかもしれない。


そうなったら前にも書いたけど「AKIRA」とか「TOKYO TRIBE」みたいな地域同士のケンカとかが起きるかもしれない。
低偏差値高しか入れない子たちはそういう境遇から抜け出すのがむずかしいから、アメリカ青春映画とかで典型のひとつになっている「この腐りきった街から抜け出したい」とかが、本当にシビアな問題になってくるかもしれない。


所得格差が開きすぎれば、結婚差別とかも明確に起こってくるだろうし。
そこにいわゆる「恋愛資本主義」とかが出てきたら、「モテなくて所得も低い」男たちはまったくどうしようもなくなります。


かといって、地元の共同体は破壊されているので「街の中でそれなりに楽しく生きていく」ということもむずかしくなるかもしれない。
オタクはインターネットで連携できるかもしれないけど、それ以外の若者たちはどうするのか? 今考えてもわからん。


女の子は、倖田來未みたいのばっかりになります。「エロかわいい」ってだれが決めているかというと、女の子がその基準は決めているわけです。
男は「エロかわいくない」のだってだんぜんOKだし、「エロくないけどかわいい」女の子に対してもばつぐんにエロスを感じてしまう動物ですからね。
「エロかわいい」という線引きをしているのは女の子たち。
それが彼女らの意志でやっているのか、それとも男を釣るために戦略的に選択しているのかは私はわからないけど、
要するにギャル/「萌え」ってものすごい対立項になってるでしょ。


こんなアンバランス、いつまでも続くわけないですよ。
「ギャル萌え」とかあるのかもしれないけど(笑)、それはビッチが好き、というのでなければ単なるSMのMだという感じがしないでもない。


んだからクラス全員倖田來未で、一人くらい声優志望の女の子がいて、ときどき先輩に呼び出されて「かわいこぶってんじゃねーよ」とか言われて「スイマセン……」とかその場はおとなしく引き下がるんだけど後ろ姿に「ペッ」ってツバはいてね、それで男に対しては「私わかんな〜い」とかいって、漫研コミケではやたらチヤホヤされまくり、
マジメそうで大企業に就職しそうな青年と結婚してあがり、と。
あれ、こうして見るとそう悪い予言でもないんだけどね。


若者の働くモチベーションがすごく下がるんで、国全体がどよ〜んとして、外国人労働者にあらかた乗っ取られて、ほんの一握りのベンチャーだけが残って、後はみんな昼間っから寝っ転がって「特攻野郎Aチーム」とか見てる。


悪魔のいけにえ」に出てくるアホな若者みたいのが急増する。レザーフェイスみたいのも出てくるかもしれない。


ただし、スーフリ的な強姦集団みたいのは減ると思う。昨日もどっかの学生が捕まってたけど。もうそういう時代じゃない。

なんか飽きてきたので、予言はこれで終わり。