リュウケンドー

2月末から3ヵ月ぶんくらい録り溜めしてたんだが、けっきょくハイスピードで見たり見ないで消したりした。
さすがにもう切った。
「特定の町にだけ妖怪(?)が出る」という、地域限定な設定は面白いと思ったんだが、
キャラクターが類型的過ぎるよ。
あと基地にいる女があまりにむかつくので、見るに耐えなかった。
こういうこと書くとさ、「じゃあ典型的なかわいい女を出せっていうのか、それこそ類型的な見方じゃないのか」っていう意見が出てくると思うけど、そうじゃないんですよ。


東京MXTVで「怪奇大作戦」をやっててときどき見るんだけど、SRIってアシスタントみたいなお茶くみ係みたいな女の子がいるの。
でも、この子はおミソ扱いじゃなくて、ちゃんと職業婦人的自覚がありつつ、なおかつかわいく描かれてるんですよ。
要はキャラ立ちの問題だね。


たとえば自己主張する女が描きたいのなら、ただ生意気なだけでいいのかということですよ。


で、さらに「リュウケンドー」ではいちおうバランス的に、典型的な美少女キャラとして佐藤寛子が出てるんだけど、
これも出たり出なかったりで一定せず、なおかつ「町の住民の一人」という設定だから基地の女との対照的存在というわけでもない。


さらに言えば、主人公も「とんがっているんだけど技術が伴わない青年が、戦いを通して成長していく」というパターンで最近の特撮モノの典型的パターンすぎるんだよねえ。