キミの常識は他人の常識ではない
……おかしいなァ。山本が除名されて欽ちゃんが「球団をやめる」って発言した段階で、すでに山本以外にも球団メンバーが関わってるって報道はあったんだけどな。それを知った上での欽ちゃん解散宣言→撤回だと思ってたけど、違うのかな。
これまたミクシィニュースのコメントだけど、「普通の会社なら欽ちゃんみたいなことしない」みたいなことを言っている人がいた。
だけど、私個人は欽ちゃんのやっていることは球団に限らず「欽ちゃんがカラスが白いと言ったら白」の世界だと思ってますので、今さら憤慨している人の意味がわからない（前に書いたことと矛盾するようだけど）。
要は、何が私が嫌いかというと、自分の身の回りのことだけを持ち出してきてそれだけを判断基準とする人が嫌いなの。
それは会社社会でも、芸人社会でも何でも同じことでね。
で、ミクシィニュースのコメントはそういうのが異様に多いことに気づいた。
まあ優しい目で見てやれば人間というのは身の回りのことでしかものごとを評価できない、ということになるんだけども、
本当に体調がおかしくなるくらい気分が悪くなるので、
もうミクシィニュースのコメント欄は読まないことにした。
ミクシィニュースの表示自体消したいんだけど、なぜかsafariだと消えないんだよな。
ミクシィニュースの見出しもたいがいですよ。
……っていうか、「クリックしてもらおうと必死すぎる」見出しが多くて、
必死すぎて見出しと内容が違うものになってきちゃってる。
たとえば「どこまで延びる 日本人の寿命」という見出しの記事の出だしは、
「日本人の平均寿命が６年ぶりに前年を下回った」というものだからまったく逆なんだよ（ちなみに毎日新聞）。
「ゲンダイネット」のエゲツなさはもはや常識だが、それ以外のニュースもそう。
ライブドアのブログを使おうと思って、やっぱりやめて、退会したんだけどライブドアのニュースだけなんか送られてきてて、
それの見出しも相当ムカつくんだけどやめ方がわからないし……。
コメント欄の話に戻ると、大手小町だっけ？ 発言小町？
あれも読んでると腹が立って頭がおかしくなってくるので、二度と読まないことにした。
ついでなので、「ネットで読んで個人的にむかつく文章」を箇条書きにして、ご挨拶に変えさせていただきたいと思います。
・自分の生活でしか物事を評価しない
「オレの若いときはこうだった、ああだった」とかすぐに言う。若い世代でも言う（笑）。戦争体験世代も若い世代も変わらんね。
・自分を完全に外に置いた俗流マキャベリズムによる政治批判
ま、いわゆる床屋政談ですね。
・過剰に情緒に流れる政治批判
むしろこういうのの方が少ないと言えば少ないね。
・物事を過剰につまらなく評価する姿勢
小説、マンガ、映画評などに多い。小姑的というか、読んでいると対象となっている作品をどんどん見たくなくなってくるというか。
・物事を過剰に大きく評価する姿勢
実はこういうのは意外に多くない。
・何かうまいこと言おうとして失敗
年輩の人に多い。「随筆」に憧れているのでカッチリまとめようとして失敗する。カンケイないが、天声人語を読むと１日気分が悪い。
・「こんなこと考えてるの、私だけですかね」とか書いている内容が異様に凡庸
もうこれはしょうがないからいいや。
・何か強固なイデオロギーを持っているはずなのに、それを見せないで文章を書く
昔は左巻きの文章などが「おまえ、左巻きだろ！」と言われることがよくあったが、最近はそうでもない。
こういう人は自分でもそのイデオロギーに気づいてない、あるいは無意識に隠したいと思っている場合が多いかも。
・興味がないのに書く
「興味ないけど、どうでもいいけど」みたいな出だしで始まる文章は、よっぽど面白くないとなァ。
・２ちゃんねる用語の多用
ゴメン、これは私の生理的なものです。
・だれかに憧れるあまり、文体が移ってしまう
これは私もあるかもなァ。自分でわからないだけで。ハタで見ているとナンシー関とかが目立つ。「今さらナントカなどカントカであることなどだれでも知っているわけだが」という流れや、語尾に「知らないけど」とか「どうでもいいけど」とか付けるなど。
あと、町田康も移りやすいので気を付けよう。まあ持続はしないと思うんだけどね。
・つい自分が不愉快だと思ったことを書いてしまう
これは私自身のことだ。やめようやめようと思ってもつい書いてしまう。しかも、実はそういうテキストの方が読んでいる人の食いつきがいい場合が多く、深みにはまっていく。不快なことを書くと消耗していくのは自分なのに。こんなこと書いているヒマがあったら、大喜利サイトに投稿していた方がなんぼか楽しいですよ。
・自作の変な隠語を使う
これは完全に私の個人的なシュミの話なんですが、たとえば宮崎駿を「エコじじい」とか書いたりするコト。いや私の勉強不足もあると思うけど、一瞬わからないんですよ。宮崎吾朗を「エコじじい二世」とか書かれるともっとわからない。「バビル二世」と書かれるとまったくわからない。
（そんなやつは………………おらん！！）
