訃報・カンニング中島

http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20061220-132961.html


カンニング」を初めて見たのは確か「虎ノ門」の「お笑いタイガーズゲート」で、
今でこそ慣れちゃったけど、「ただ切れまくる」というのがムチャクチャでとても面白かった。
中島が入院したとき、竹山が「復帰したってそのときはお笑いブーム、とっくに終わっとるわ!!」とギャグを飛ばしていたけど、そんなことはなかった。
中島が復帰できる芽はいくらでもあった。
カンニングは、バラエティでもじゅうぶん対応できるタイプのコンビだったから。

数年前、渋谷のスクランブル交差点で、なぜか背広姿でロケしているカンニングの二人を見かけたことがある。
その、「見かけたことがある」人が亡くなるというのは、当然人間関係的には無縁だし、大ファンだったとは言えないとはいえ凹むなあ。


青島幸夫も、岸田今日子も亡くなったことは寂しいけど彼らは生涯で「何か」を成した人たちだからなあ。
中島の死には、やっと芽が出かけた矢先、という「人間として」の辛さがあるよなあ。

私だけでも中島の実績を忘れないことにしよう。