アメトーーク!〜1/11

浅井企画特集。
もう笑い転げてしまったよ。笑いすぎて涙が出た。
やっぱり私の世代だと、コサキンの影響もあるし、浅井企画の人たちは多かれ少なかれみんな欽ちゃん的なものの継承者でもあるし、このノリは懐かしいし今後も継承されていってほしいというものあるしね。


他の人はどう思うかわからんけど、今、テレビの笑いって吉本基準になってると思うんですよ。
「吉本の芸人がOKなものが正解」というふうになっていると思う。
まあ待遇面は知らないけど、芸風の懐具合だったら異常に深いですからね。
昔だったら増谷キートンとか椿鬼奴なんて、ぜったい他の事務所行ってますよ。
でも、調べるとみんな吉本なんだよなあ。


だからこそ、関東の芸人には頑張ってほしいという気持ちも出て来ちゃう。
まあ、今のテレビ界はもうほとんど吉本一色、次いで人力舎、というイメージが自分にはあるんだけど、
どんなものも長くは続かないからね。必ず終焉が来るから、
「お笑い」に関しては次世代がどうなるのかはちょっと楽しみです。
もちろん、5年くらい前からのテレビのお笑いブームに影響を受けた世代は、お笑いの世界に入るときも「吉本的な何か」を他事務所に行ってもテレビから吸収してくると思うけど、
その中から生き残れるとしたら、それにプラスアルファがないとぜったいいけませんからね。


今回の番組の感想としては、やっぱり事務所的には「ずん」を推してるんだなと。
「地味」とか「滑る」っていうだけじゃなくて細かいものまねでいいところも見せられたし、よかったんじゃないでしょうか。
関根さんがぜんぶ回していってたんで一種「浅井企画」というよりは「関根ワールド」とも言えるけど、
関根さんのこの20年間で気づいてきたものは大きいわぁ〜。
あとルー大柴はホントにぼくらのヒーローだ!!
なんかね、ときどき観るとホッとするんですよ。
「ああ、またルーが見れた」っていうふうに思う。
これは高田純次とか柳沢慎吾とかもそう。「いつものやってくださいよ!!」みたいな雰囲気がすごく好き。
(まあ、高田純次はこの中でもいちばんアナーキーでまたちょっと違うけど。)


おさるはおさるで好きだし、キャイーン(今回は天野のみ)も好きだしね。
関根麻里ちゃんが「自分のやっているのは関根勤のものまねのものまねです」って言っていたのが印象的。
あそこでいちいち断るのって、お笑いマニアのスタンスだよなあ(笑)。


関根麻里がどっち方面に行くかは個人的に注目してます。
たぶん相当なプレッシャー感じてると思うわ。お笑いの世界で育ったらよけいそうでしょ。たぶん「お笑いじゃない路線」に行ってもプレッシャー続くよなあ。そういう「場」を知っちゃうと。


あと、「浅井企画全般にツッコミを入れる雨上がり」という図も面白かった。これは事務所枠で出るとき毎回だけど。


まあ、いろいろ面白かったですよ。