ガッカリする話

(以下のテキストは、具体的に言うとアニソンに関して自分がド鬱になるようなレベルの低いテキストを、ネットをうろうろしていてたまたま見かけてしまったからであり、一連のお笑い評論に関する意見交換や議論とは何の関係もありません。
2人の方に誤解を与えてしまい、たいへん申しわけありませんでした。


なお、ネット上の「議論」とか「評論一般」に当てはまる話でもありますが、お笑い関係のブログをやっている人を名前を示さないで揶揄するような意図はまったくないことは明記しておきます。30日追記

一度消したんだけど、やっぱり書いてみる。


ネット上でいちばん不幸なのは、激しい議論よりも、その土台にまで両者がたどりつけない場合だと思う。
そして経験上、最初から食い違っている場合、こちらが歩み寄って言葉の用法や何を問題としているのか、などの摺り合わせを行おうとすると大変な労力がいる。
「相手の意見をこちらがわかるように整理させる」ことは、たいてい徒労に終わる。相手がわかりにくいことを言ってきた場合、本人にも自分がどうしたらいいかわからないことが多いからだ。
中学生の恋愛相談に乗ってるんじゃねーんだよ。


そもそもが、合意点より意見の相違の方が多く、なおかつこちらに意見の摺り合わせによって益がないのに、面倒なのである。
そんなことを多忙な現代人がするわけはない。
そしてそれ以外には、まったくどうしたらいいのだろうか。
心ない人なら激しい罵倒や陰湿なイチビリをするのだろうが、心優しい自分(本当はお礼参りなどが恐い)はそうすることもできない。


とくに敷居の低い分野ほどそういう場合が多い。
今のところ自分にとって、「お笑い」に関してこうした面倒なことがブログ上でないのは、私がことお笑いに関してはあんまりけなすことをしないからだろうか。
まあ基本、大っ嫌いな芸人っていないしね。