ほそく

上のエントリの補足です。


・「鶴太郎のおでん」が大好きだったのは、あれっておでんを食べるシチュエーションがどんどん無意味化していくでんすよ。
おでんを食べる、ってことに何の意味があるのかが、よくわかんなかった。
たとえば、今の上島だと「おれはリアクション芸人」とか「ここはやる空気になってるから」みたいな上島にとっての意味がそこに生じているんだけど(で、私はそれをけっこう好きですが)、
当時はそこまでリアクション芸って認知されてなかったから、「熱いおでんを食べる」って単なる不条理なんですよ。


・私がお笑いといじめで直接思い出すのはただひとつ、関根勤がずーっと前にラジオで、
「今の若手芸人は、素人さんがテレビ出演したときにツッコミの意味で頭をはたくでしょ。あれ、絶対やっちゃダメだと思う。タレントなら多少いいかもしれないけど、素人はダメだわー」
って、しみじみ言っていたこと。